作成日時:2016年06月09日 20時12分22秒
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家に帰ると、レノボからディンクパッドキーボードのクーポンが来ていたので前から欲しかったからかいました。購入記録も兼ねてレビューしたいと思います。
そもそもこれは何?
ThinkPadシリーズと同等のキーボードとポインティングデバイスが付いている信者御用達ファン垂涎のキーボードです。
ノートPCとしてはキーボードの質に定評のあるThinkPadシリーズと同じキーを使っているキーボードということで、省スペースなキーボードを求める人に一定の人気があるキーボードです。
レノボになりIBM世代と比べると6列キーになり、キー打感も落ちたようですがそれでもやはりThinkPad。人気は高いです。
購入動機
このキーボードはたまにクーポンで半額近い値段になっているようで、今回もクーポンで半額になったのでつい買ってしまいました。信者以外には売れてないのでしょうか。
一応誕生日が近くメインで使用しているキーボードの↑キーとテンキーの2キーが反応しにくくなっているのと、買った当初から主にAキーがチャタリングを起こすという症状、最近机を買い換えて少し狭くなったという理由もあります。
製品紹介
それでは実際の製品を見ていきましょう。
化粧箱…外箱は至ってシンプル。ただの段ボール箱にロットナンバーと保証書が貼ってあるだけ。
梱包箱もThinkPadのシールこそあれど印刷は無しでした。最早製品と言うより保守パーツ扱い。
内容物も必要最低限。
むしろいらないのでは?と思うような内容の取説と接続用のmicroUSBケーブルと本体のみ。
基本的にはキーボードとマウスなのでWindowsであれば特にソフトを入れなくても動きます。
必要なソフトも基本的に勝手に入りますので特に何も考えなくていいです。
本体です。横にあるのは比較用のXperiaZ5です。
(そういえば最近携帯変えました。)
うちにある11インチのThinkPad E145と比べると若干大きいので12.5インチの主力ThinkPadのキーボードと同等のもののようです。
USBケーブルを挿すとここが光ります。残念ながらThinkPadのiは光りません。
使用感
大きさ
大きくなく小さくもない。打ちやすいキーである。
持ち運ぶには少々大きめではあるが、マウスを持ち運ぶ必要が無いため、例えばサーフェスやアイパッドプロのような大きめのタブレットと一緒に持ち運ぶにはいい感じであると思われる。
今回はヘタってきたデスクトップのキーボードを変えるという目的で買ったので有線にしたけど。
持ち運ぶのであれば少々高いがBluetooth付きのモデルを買ったほうが良いだろう。
キー配列
基本的には不満はない。殆どのキーがデスクトップのキーボードと一緒であり、配列が変更されたキーも目的が同じキーで纏められているので大した減点ではない。
PauseBreak・ScrollLockなど一部キーは省略されているのでこの辺よく使っていた人は注意。
ただひとつ許せないのがFnキーとCtrlキーの位置である。せめて逆なら良かったものの…。
しかも残念なことに設定で入れ替えられないという。
ThinkPadであればBIOS設定で入れ替えが効くのだけど…。個人的にCtrlキーは一番外側についていて欲しいのでこの配列は痛い。
しかしそれ以外に不満という不満はない。
Home/EndキーとInsert/Deleteキーがひとまとめに。
PrintScreenキーはAltキーの横に。ここにはコンテキストメニューを表示するキーがありましたね。
彼は今どこにいるんでしょう…。
問題のFnキー。この2つが逆ならどんなに良かったことか…。
タイプ感覚
しっかりとしたキーストロークがあり、固くなくいい感じである。
音も比較的静かでエンターキーの音がいい。ッターンと打つのではなく静かに打ちたくなるような音である。
トラックポイントの使用感
慣れれば凄く使いやすいトラックポイントである。今のところ特に不具合無く快調である。
流石に2画面つないでいたり、写真・動画編集やゲームなどをするときはマウスが欲しくなるがそれ以外だと特に困る場面はない。ブログや文章作成といった作業では、キーボードを打ちながらマウスを操作する際にキーボードから手を移動しなくても良くなるという利点の方が大きい。
ただし、このてのキーボードから生えてる系デバイスの仕様でカーソル暴走というのがある。
今のところ暴走はしていないが念のため画面右上には何も置かないことにして対策をした。
この現象についてはもう何年も見てきているのに一向に治る気配がないので最早仕様であろう。
終わりに
というわけで買ってみたこのキーボードであるが。
定価だと他に多くの選択肢ができてしまうので、それを考えると安く買える機会があれば買っておいて損はないが、定価で態々買うものでもないと思われる。
しかし、キーボードとポインティングデバイスが一つでまかなえるというのはかなりの利点である。
特に外出時や作業台などでスペースを節約したい場合や、持ち運ぶものを少なくしたい人には1つ持っておくと良い品であることは間違いないでしょう。
ちなみに今回は4860円で買えましたので普段は9720円ほどということになりますね。
9000円のキーボードでこのコンパクトなキーボードを買うかといえば、個人的にはもっとちゃんとしたメカニカルキーボードが欲しいところなのでちょっと躊躇します。
しかし、ともかく小さくてじゃまにならないキーボードがほしくてなおかつ文字入力を犠牲にしたくない人にはオススメのキーボードと言えると思います。