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Sakura87がほぼ月刊でお届けするPCや電子工作と写真の備忘録てきなブログ @なんと20周年

ヴィッツ(NSP130)にサブウーハー(KENWOOD KSC-SW30)を増設する

この記事は5年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。

というわけで、いろいろ売ったら結構な額になったのでウーハーを取り付けました。

購入動機

前の車がぶっ壊れるとき、予備パーツ等を使用してつけていたホイールなどを売却したわけですよ。

売ったもの

  • WORKのものらしいホイール一式
    アップガレージで45kくらいで購入した中古。
    10kくらいで売れた。
  • Defiの油温計とブースト計一式
    最初からついていたもの。7k円で売れた。
  • 柿本のマフラー
    4kくらいで売れた。

合計21000円とLINE友達登録で22kになって。運んでくれた友人にガソリン代を渡した分を差し引いたところで、17kは残ったので。

2万円くらい(本体1万円+周辺部品1万円)で探しておりました。

実際もっと安いだろうと思っていたけど、案外高く売れました。
上記の友人が「メーターだけは絶対外しておけ」としつこく言っていたんですが。確かにこれは苦労して外した甲斐がありました。

ウーハーの機種ですが、ウーハーといえばパイオニア!と言いたいところですが、折角なのでメーカーをそろえようと、最初は一式買っても売却利益内で収まるケンウッドのKSC-SW11にしようとしていたのですが。Amazonで注文していつまで経っても届く気配がなかったので、元々ウーハー用にキープしていた1万円を投入して1ランク上のものにしました。

買ったものは以下の通りです。

  • ウーハー本体 ケンウッド KSC-SW30
    Amazonにて20,800円
  • エーモン リレー付き電源ケーブル30A 2049
    Amazonにて1,895円 バッ直とるのに使用
  • RCAケーブル5m
    大体1000円くらいで売ってる
  • ケンウッド AVプリアウト拡張ケーブル KNA-17AV
    彩速ナビ MDV-M906HDW用。1,931円
  • 合計:25,930円

ということで、なんとか売却金+当初予算の範疇に収まりました。

取付

今回は付属品が少ないので、商品画像は取り付けの流れで説明することにしました。

箱。

仕様としては最大出力250W、最大消費電力10Aなので車によっては既設のバッテリー電源からでもいけそうですし
最大音量を鳴らすようなことは普通はしないのですが。念のためバッテリーから直接取ることにしました。

250W級のクラスDアンプが搭載されていて、コンパクトでシート下にも装着できるというところがウリです。

ただし、ヴィッツではシート下部の構造的にシート下には設置が難しかったのでトランクのデッキボードに取り付けることにしました。

付属品はこんな感じ。最低限必要なものしか入ってないです。

電源コード類。

中央が入力系一式(LINE入力・電源・GND・電源のリモートコントロール)、左側が音質調整用のリモコン。

右側はスピーカーレベルで引き込むときに使用するアッテネーター入りのLINEケーブルで、今回はLINEレベル入力を行うため使用しません。

RCA端子とGND用のコード以外は5mあるので、車のサイズによってはこれだけでダッシュボードまで引き回しができます。
実際ヴィッツでも車内部分の引き回しはすべてこのケーブルを流用しました。
黄色い電源ケーブルは途中でコネクタがあって切り離せるようになっているので。引き回しは比較的楽です。

本体。見た目より重い感じです。

本体下部の端子。

すべてのケーブルはここに集約されています。リモコン用の端子はLANの端子より細く電話線の端子よりふといくらでした。

その他の購入品。
バッ直ケーブルとオーディオケーブル。そして前回購入したナビ用のプリアウトケーブル

バッテリーから電源を撮るためのケーブル

ところで、今回はバッ直の取り出しにのみ使用し、ACC電源は既存のものを使用したので。
リレーのほうは使っていません。今後ナビのACC電源などもバッ直からとるのであれば、必要ですが。そうでないならリレーなしのほうが安いもしくは長いですし、そっちを買ったらいいと思います。

バッ直取り出しケーブルについては、いろいろありますが。30・40Aが取り出せるものが種類が多く、線も太くないため扱いやすいでしょう。ちなみに長さ3mだと運転席側でいっぱいいっぱいくらいだったのでもう少し長いほうがいいかと思います。もしくは延長用のケーブルをこしらえておいたほうが良いです。

色はぶっちゃけ何でもよいと思います。

ただし、慣例的にバッテリー常時電源が黄色、アクセサリが赤色、電源コントロールが青、黒がGNDとなっているようなので。慣例に合わせて黄色のケーブルを採用している製品を選ぶとよいと思いますが、まぁ普通色だけでは判断しませんので好きにしましょう。

ただし黒は基本的にGNDを表し、車以外だと緑がアースとなることが多いので、この2色は避けましょう。

ウーハーのLINE入力につなぐケーブルはこれを採用しました。
長さは5mもあれば十分です。5mはいろいろなところに使用できるので種類も豊富でお手頃なものが多いですので、ヴィッツクラスであれば5mでまず問題ないため、5mを選びましょう。5mの次は概ね10mとなるため、種類も減ります。

ここは一番こだわる人がいると思いますが。どうせウーハーレベルであれば大きくは変わらないので安いので良いと思います。
ただし、あまり耐久性が低いものだと困るので。まぁ1m200円くらいを目安に買ったらよいと思われます。

この前買ったナビのプリアウトを引き出すために必要なケーブル。1本買っておけばすべてのAV系ケーブルが引き出せるのですが。地味に高い。正直これくらい付属しても罰が当たらないと思うんですが、なんで別売りなんでしょうね。

これ以外にもネジやシーリング材など、必要になってくると思いますが。そのあたりは施工方法によって変わってくるので、各自の施工方法に合わせて買ってください。

今回はこれを這わせます。ウーハー側についている電源ケーブル等ですね。

で、這わせる写真は撮り忘れたのでありません(核爆

まぁ見た目を気にしなければフロアマットの下を通すのが一番簡単ですし、ステップの内張を剥がしてその中に止めるのもよいと思います。

ナビ側のコネクタにプリアウトケーブルを取り付けます。

GND側は車体側のネジを使ってアースしますが、いい感じに取り付けられそうなタイヤハウス付近のネジは導通がないので。シートを取り付けているネジを使います。ネジが比較的太くウーハーのハーネスについているコネクタでは小さいため、接触不良が懸念されるため端子を交換します。

なお、記事では前後していますが、念のためこの作業を行う前に一旦純正の端子でシートのネジに仮止めし、ウーハーの動作確認を行っておくとよいと思います。

先端をカットして、カッターを被覆に軽く当て(強すぎると心線が切れる。本当に軽くでいい。)一周回しながら切れ目を入れて引っ張るときれいに剥けます。専用のストリッパーがある場合はそれを使うのがいいです。(右側はちょっと剥きが足りない気もします。)

よく忘れるのですが、カバーを先に通します。

圧着工具で圧着します。
圧着工具は安いものだと1000円程度からありますし、一つ持っておくと便利です。
最悪ニッパーやペンチで代用できますが、高いものではないので安いものでもよいから持っておくとよいです。

ここで軽く引っ張って抜けないことを確認します。

あとは線を引っ張りながらグイっとカバーを入れ込みます。
ここで外れるようでは締め付けが足りません。グイっと引っ張るのはその確認も兼ねています。

ただしあまり強すぎると電線を痛めるので。

最終的にこのように接続しました。となりに接続してもよいと思いますが、なるべく電位を変えたくないので。
(なんか奥のほう塗装が剥げてますが気のせいです。)

なお、ここで隣などのネジとの導通を確認しておきましょう。

ここで一旦ナビ側のバッテリー電源に接続して動作確認をします。

動作確認がおわったら、再度GNDとバッテリー電源を外します。

コネクタのケーブルはこんな感じで挟み込むようになっています。

デッキボードに挟み込むいい感じのネジはついていないので。新たにネジを買ってきます。
ネジはM5x15あれば問題ないですが、デッキボードがペラペラなので上下に板などを挟む場合はもう少し長めを買います。

今回は上記のエーモンのものがあったのでこれにしましたが、ステンレスであれば何でもいいでしょう。

取り付けはこのようになりました。リモコンについてはこの後横のカバーに固定しました。
基本的にこっちのつまみは最大にしておいて、音量などはナビ側で調整するようにすることにしました。

後から家にあったもので撮影した写真で恐縮ですが、RCAケーブルはこのようにビニールテープで巻きつけました。
簡易的な防水の意味もありますが。どちらかといえば、コネクタの固定のためなので2~3回巻いておけばいいです。

さて、ここからバッテリー電源の引き込みを行います。

今回使用するのはこちらの赤枠みで、リレーのほうは使いませんでした。

引き込みはここから行います。赤〇の部分の突起がニッパーで簡単に切れるので、ここに電線を押し込みます。

作業を行う前にマイナス端子を外します。外したマイナス端子は、何らかの方法で絶縁するか、写真のように結束バンドなどで空いている穴などに固定します。

また、念のため引き込み用ケーブル側のヒューズも外しておきます。

プラス側はここのエンジン側に引き込まれている端子のネジからとります。

ヴィッツは最新の車なのでもちろん充電制御車ですが、ディーラーに確認したところマイナス側に電流計があるとのことで、ここからとっても問題ないようです。

なお、マイナス側も配線する場合はマイナスはバッテリーから生えた機械の後の任意のサスペンションが乗っている部分のネジからとります。バッテリーの端子からとると、充電制御がうまくいかない場合があるので注意します。

ただまぁここからとるならフレームのどこからとってもあんまり変わらないと思います。

最終的にこうなるように配線します。エアインテーク下部の配線がちょっと微妙ですが、なるべく熱源を避けて配線します。
ワイパーのある方を通せば室内側の配線距離を稼げますが、こちらだとちょっと高温になるような感じだったので、ラジエーター側から通すことにしました。

バッテリーからエアフロ―センサーのハーネスにヒューズを固定し、ラジサポ上部の構造体の中を通してウォッシャータンクを回って先ほど切り取った部分に回します。

引き込んだ後は先にウーハー側の電源線と接続します。

引き込み部分。

こんな感じに結束バンドで要所要所を止めていきます。
あまりがちがちすぎるとここが劣化の原因になるため、配線を引っ張れば動く程度にします。
そもそも、被覆が厚いため、基本的にはこのままでもよいでしょうが、心配ならビニールテープを巻いておくとさらに良いでしょう。

このシーラーを使って防水対策をしました。

まぁ横の引き込み線を見るに、ビニールテープとかでもいいんでしょうけど。

ちなみに引き込むときに、端子カバーが引っかかって取れなくなってしまい。急遽余っているカバーを切ってビニールテープを巻いて対応しましたので。もう少し入れ込み方を工夫する必要があると思いますが。基本的には突っ込めば入ります。

ラジサポ部分運転席側。

こちらは穴に対して配線の角度が直角に近いのでビニールテープで補強しました。ちょっと巻きが足りない気もします。すれるようなら追加します。

ラジサポ部分助手席側。

反対側には保護用のビニールテープを巻きましたが、こちら側はあまり鋭角でないので巻いていません。
まぁ念のため巻いておいてもいいかもしれません。

ライトの裏側を通します。

いい感じのワイヤーや穴に結束バンドで固定します。

先ほど外したヒューズ以外の配線が終わったら、バッテリー側の端子に取り付けます。
横向きのネジのほうでもいいかもしれませんが。こちらだとバッテリーを外すときも外しやすいですし、端子の大部分が既存のカバーに隠れるのでこっちにしました。

ここまで来たらヒューズを取り付けます。
このあと内装部分のすべてを元に戻し、戻しながら再度配線の間違いや挟み込み、ショートなどないことを確認します。

最終的にマイナス端子を戻して完了。

取付時間は取り付け位置の試行錯誤を含めて2~3時間程度+デッドニング1時間程度でした。

ついでに

スピーカー周りをいわゆる「隙間テープ」でデッドニングをしました。
材料費1000円以下で結構変わるのでオヌヌメです。

テープサイズは幅10mm、高さ(厚さ)10mmで長さは17cmで5mあれば余ります。

17cmのスピーカーの円周が534.071mmなので、スピーカー1つにつき、スピーカー側と内張側で2本使いますので。
1068.142mm。それを4つで4272.566mmなので5mあれば余裕があります。

買うときは華麗に計算しましたが、実際は現物合わせでちょっと長めに切ります。
これを全部で8本作って取り付けます。

内張側はこのように巻き付けます。

外側または内側から半分程度両面テープの部分を出して巻き、その後内側または外側にも張り付けるようにすると、こうなります。

スピーカー側も同じように巻き付けます。あとついでに以前ビニールテープで固定した部分を、先ほどのシーラー材にやりかえました。

内張の剥がし方は前回スピーカー取り付けの際に行った方法でやります。

音質

低音から低音まで、しっかりと出ていていい感じに響いてくれる。
筐体のサイズから考えるとかなりしっかりと響いてくれる。

っていうかウーハーの良しあしってどうなんだ。

総合評価

ということでウーハーを取り付けてみましたが、2万円程度で音のしまりが良くなりますのでお勧めです。
とはいえスピーカーを増やすと音のまとまりが悪くなりますので。音響調整には結構苦労しますね。

あとは少々不満というか不安要素があるとすれば、ウーハーを取り付けた場所が軟弱なので、そこをちょっと補強なりなんなりをした方がいいかな。というところです。

次ですが、車を買ったときにさらっと触れていました、レンタカーでの追突事故の保険金がやっと入ってきましたので、レンズを買いました。その記事を書こうと思います。

ほんと。去年は運がなく。なんと2回も追突されてしまいました。通院も全部で半年以上行ったと思います。もうあんなの嫌ですorz

まぁ今年は交通安全の神様である日高里菜、斎藤千和、喜多村英梨が祀られ…違った。宗像三女神が祀られている宗像大社でお祓いしてもらったからもう事故らないんじゃないですかね!!!!

っていうか新車で突っ込まれるのは嫌すぎるからもう突っ込んでこないでくださいお願いします。

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