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Sakura87がほぼ月刊でお届けするPCや電子工作と写真の備忘録てきなブログ @なんと20周年

キングジム テプラプロ SR-R680購入レビュー

この記事は4年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。

皆様ご無沙汰しております。Sakura87です。

リアルで色々ありまして、本当に色々とやることや、現在進行形でやらないといけないこと。今後やらないといけないことが多くありましてなかなかブログを更新できませんでした。

やっとこそ現在進行形でやらないといけないことが片付いてきたのでブログを更新します。

前置きはともかくテプラを買いました。

購入動機

カシオ ラベルライター NAME LAND i-ma(KL-SP10)レビュー

前回のレビューにて

とはいえPCとのリンクに限れば1万円前半からあるようなので、私の用途的にはそちらがいい気もしますね。

といったんですが。
実家で家族が使用しているテプラ(SR606)の液晶が劣化なのか外圧等によるものなのか、黒くにじんでしまい、買い換える必要ができてしまい、前回レビューしたカシオの奴だとスマホが必須になりますが。自分以外の家族も使っているものゆえ、スマホが不得手だったり持たない家族(祖母)もいるので。スタンドアロンのテプラが必要になりまし。

家族はラベルが作れればよいし、自分用は前回レビューのモノがあるので、同等の機能を……と考えれば安い廉価機種でもよかったのですが、前回のテプラの使用期間等を考えると、思い切ってPC接続の出来るモデルを買うことにしました。

思えば前の機種は初代テプラプロで、自分が幼稚園に入園後、名前シール地獄に屈した両親が買ったモデルでもう20年は優に超える超長生きなモデルでした。
ちょっと文字が潰れる事があるのと液晶の問題以外は特に故障も無く、液晶も完全に見えないわけじゃないのでだましだまし使っていました。が、最近はさらににじみも濃くなりやはり限界だと言うことで新しいものを買いました。

機種選定

  • メーカーはキングジム一択。
  • テプラプロのカートリッジが使えること
  • PCにUSB接続が可能なモノ
    LANやWi-Fiでも可
  • 予算は3万円以内
  • 単体で使用できること
  • 単三乾電池駆動対応
  • オートカットは必須。出来ればハーフカットもあればなおよい

テプラプロを交換するかので、それを上回る、新機能として欲しい機能をプラスして考えました。

以上の条件を照らし合わせるとSR750 SR-R680が合格圏内、スタンドアロンタイプ最上位機種のSR970がギリギリ候補に上がります。

SR-R680は一番最新型で、テープが変わっておりRタイプのテープになっているようで、Pタイプのテープは使えませんが、現行のテプラテープはR/P両対応のようで、持っているテープの残量も少ないし、新しいテープを買えばSR606でも使用可能だという事がわかったので候補に入れました。

その中で当初間を取ってSR750にしようとしましたが、ヨドバシカメラに在庫が無かったのでSR-R680になりました。

ヨドバシカメラで2020年1月4日に購入し18,170円でした。

外観写真

それでは開封の儀です。

外箱。今時の民生用機器の外箱はおしゃれなモノが多いですが、これは至ってシンプルです。
どちらかと言えば企業が購入することが多いからでしょう。

内容物。一般的に必要なものは全てそろっています。

取扱説明書、動作確認用のテープ、ACアダプタと本体。PC接続用のケーブルやドライバなどは入っていないようです。

本体。白を基調としたデザインで清潔感があり、取っ手も持ちやすく芸術的な美しさはありませんが、実用品らしい機能美はあります。

左側面。こちら側にテープの排出口があります。

左側。こちらはUSBコネクタとオートトリマーです。

天面。こちらは写真の左側にオートトリマー用のゴミ箱があるくらいですね。

裏面は電池ボックスがあります。

電池ボックスを開けたところ。単三乾電池6本で動作します。

各部詳細

電池を入れたところ。2本ずつ同じ方向を向きます。

SR606と並べてみた。ちょっと大きくなってますね。同じ600番台なので同等ランクの製品だと思われますが。大まかなキー配列などは変わりませんね。

質感は前の機種が結構しっかりしていて高級感があったものの、今回の機種はちょっと安っぽい感じがします。
製造国も中国になっているので。ほぼ同じ価格帯でハーフカット機能やオートトリマー、PCリンク機能、液晶のバックライトといった追加点を考えると、時代が進歩してもコストは変わらなさそうなモノが多く追加されており、質感の劣化はそんなモノかなあと。

テープについて

SR-R680は購入条件のところでお伝えしましたとおり、テープがRタイプにかわっております。

ずっと使ってきたPタイプ専用テープ(左)とP・R共通タイプ(右)
テープの型番がおなじなので、テープを買う際には念のため在庫がどちらのテープであるかを確認した方がよさそう。

裏面はこんな感じ。上部の切り欠きと排出部の構造が変わっています。また、中央付近の穴の大きさも変わっていることから、中身も若干変わってそうな雰囲気ですね。

テプラの商品ラインナップを見てみると殆どがR・P共通テープになっているようで今後はどちらかに移行していくか、どちらも併存して残るのでしょうから。古いテープが多く残っているなら、今使っているテープがなくなるタイミングで本機や後継機などに買い換えて、今はPタイプのテープが使える機種に買い換えておくというのもアリだと思います。テープの本数が少ないのであれば、気にせずに買い換えて良いでしょう。どうせ1本1,000円程度ですし、本機種は余白が10mmから4mmに改善されていますので、残っているテープが2~3本程度ならば、本機種では従来機種と比べて左右で12mmも節約でき、内容が5cm程度のテープであれば8mテープで印刷可能枚数が114枚から137枚と、23枚も多くなっているので旧機種の印刷可能枚数でテープ4本分を印刷すれば新機種だと1本浮く計算になります。なので残ったテープが2~3本程度であれば、あえて旧規格の製品を選択する必要もなさそうです。

テープはこのように装着します。ここは変わりません。

なお、このテプラにを旧機種用のテープを入れようとすると、棒が邪魔して入りません。

液晶部分

新機種の液晶は個人的に好きな紫系の白黒液晶で、バックライトが搭載されています。

こちらは旧機種。にじんでしまって不鮮明ですが、ドットの荒さは同じくらいで、比較すると表示行列数が少し上がって、なによりバックライト搭載で非常に見やすくなっています。

使用できるテープは4mm~24mm。SR606も4mm~24mm(4mmは発売時に存在しなかったため調整が必要)で同じです。

印刷

上段が本品で下段がS606です。606で若干時が潰れているのは恐らく経年劣化によるメカ部分の動作不良によるモノでしょう。フォントは同じようですし。

もしかしたら書体は少し改良が加えられているかもしれません。白紙に白テープなので少し見にくいですが、テープの所で触れましたとおり、一つのテープを作るのに出来る余白が格段に少なくなっています。

ハーフカット機能。テプラテープを少し無駄にする代わりに(それでも旧機種の余白より短い)めくりやすさが格段に向上し、作業効率が上がります。

ちなみにハーフカットの余白は5.5mm(実測値)で足しても従来機種の余白よりは使用するテープを節約できるようです。

PCに接続すれば専用ソフトによる印刷も可能。
PCに接続すれば画像なども印字できるようですから、作成できるテープの幅が広がります。

最後に

というわけで、比較的最新のテプラを買いましたが、やはり20年以上の月日の流れはすごいですね。

ほぼ同じくらいの価格帯でこれだけ性能がアップするのですから。
テープ互換性の問題など、少し気をつけるところもありますが、個人的にはベストバイでした。

諸般の事情により簡単な紹介になってしまいましたが、今回は以上です。次回はちょっとリアルで色々あるため今のところ未定。
この記事はもう少し加筆修正したいところです。

それでは。

令和2年2月23日(日):一部修正・PC接続について簡単に追記。

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