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Sakura87がほぼ月刊でお届けするPCや電子工作と写真の備忘録てきなブログ @なんと20周年

フォトプリンタ買いました。 富士フイルム instax Link WIDEレビュー

皆様こんにちはSakura87です。

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?それともタコでしょうか?(は?
今回はフォトプリンタを買いました。

購入したのは富士フイルムのフォトプリンタです。

購入動機

いつも写真を撮ったあとはLightroomで現像してOneDriveに保存するか、気に入った写真はプリントしていました。
しかしながら、ただ単にプリント紙にプリントするだけのために写真屋に行くのも面倒だし、家である程度の画質でプリント出来ればなと思っていました。

そこで試しにフォトプリンタを買ってみることにしました。

選定条件

今回はフォトプリンタを買おうということで以下の条件で選択しました。

  • 印刷サイズはL判くらい
  • 旅行先で印刷出来るように可搬式
  • バッテリー内蔵もしくはUSB電源
  • 昇華型など写真プリントに近い方式
  • 最低限スマホ対応できればPC対応
  • インク等が比較的容易に入手出来ること

この中でinstaxシリーズとキヤノンのiNSPiCかSELPHYと検討に検討を重ね、検討を加速させ更に持ち帰って検討した結果。
以下の特徴からinstaxシリーズに、その中でPCに対応したinstax Link WIDEを購入することにしました。

  • チェキのフィルムが使える
  • バッテリー内蔵
  • 構造上インクが不要
  • WindowsPC対応

購入機種について

購入した機種はinstax Link WIDEでヨドバシカメラ通販で3月26日に購入して28日着。18,060円でした。

基本的には出力するフィルムであるinstaxフィルムの仕様に基づいています。フル充電で100枚印刷出来て一度に10枚セット可能です。
印刷はインスタントフィルムに内蔵の有機ELパネル(1260×800 318dpi)で露光して印刷するというユニークな方式。

画質や耐久性を考えると昇華型が適しているだろうが、せっかくなので美麗な画質を優先するよりエモーショナルな絵が出てくるインスタントフィルムに印刷するタイプを買うことに。

製品写真

パッケージ写真

パッケージはこんな感じ。左は使用するフィルム。今回は20枚入り(10×2)を購入。
このフィルムが3000円くらいするので1枚150円。L判のコンビニプリントが40円くらいなので、ちょっと高いですね。

付属品一覧

左より本体、スタンド、ストラップ、USBケーブル、冊子類。

本体は両手サイズくらいでコンパクトです。昔流行ったポラロイドカメラのフィルムが出てくる部分だけ切り取ったくらい。

本体詳細

上面

本体の操作部は基本的にこのinstaxのロゴが電源ボタンになっていて電源のオンオフをするのみ。
使用するフィルムはWIDE専用なので用紙設定などはなく色味の設定などはスマホアプリ側でします。

マンガの単行本との比較(週刊マガジン系)

マンガ本くらいのサイズですね。

裏面

裏面はフィルムスロットがあります。

右側面

上面の向きにして右側面は商品名があるだけ

左側面

左側面にはストラップ穴

前面

前面はフィルム排出スロット

背面

背面は充電用のUSBポート。規格はコンパクトながらもどこか懐かしさのあるmicroBタイプです。USBポート近くの穴はリセットボタン

スタンド

スタンドはこんな感じで使用するようです。

印刷してみた

印刷は文字やQRコードを付与したりコラージュしたり出来ますが、そんなの自分が普段使っているアプリでやれば良いと思うので今回はシンプルに写真印刷のみ使う事にしました。
(シンプル印刷以外も一通り印刷手前までは使ってみましたが使い勝手は別に悪くないです)

フィルムのセット

フィルムと裏蓋を開けたところ

フィルムは裏蓋を開けてイラストの通りにセットするだけです。ここからどうやってフィルムがセットされて露光され、排出されるのかは見ることが出来ないです。

セットした状態

これでセットされます。ここで蓋を閉めたら使い切るまでもう二度と開けてはなりません。

保護カバー排出

セットするとフィルム感光面の保護カバーが排出されます。

印刷

印刷する写真

この写真を印刷してみます。

スマホで印刷するイメージ

※説明の為に印刷が完了した後写真をおいて撮影しています。実際の出力後の写真はこの後にあります。

スマホで印刷をすると20秒弱程度で出力されます。
動作音は最後の数秒くらいなので、殆ど転送にかかる時間と思われます。

PCから印刷するイメージ

去年の夏にPCから、年末にMacからの印刷に対応しました。
印刷速度はスマホより微妙に速いかなと思う程度。

実際の使用風景①

スマホでBluetoothでつなぎ、写真を転送するとこんな感じで出てきます。

 

出てきた直後

インスタントカメラのフィルムはフィルムの端に現像液が入っていて、排出時にローラーで押し出され、そこから徐々に現像されるので最初は真っ白です。

10秒くらい経って

10秒くらいで若干色の濃い部分が見えてきました。

30秒~1分くらいで見えるようになってくる

暫くするとジワジワと鮮明に見えるようになっていき

1分半~2分くらいでハッキリと写るようになる

まだちょっと薄いですが、1分半くらいで十分見えるようになります。ここまでは振ったり画面に触ったりしないようにしましょう。

ここから色味が十分に安定するまでは1~2時間くらいかかりそうな感じ。

フチがあるのでメモなんかも出来る。

フチがあるので思い出に1~2枚印刷して日付と内容を書いておくと非常に良い感じのメモリアルフォトになります。

そもそもインスタントカメラのフィルムは4~5年くらいしか持ちませんが、アナログは劣化したらある日突然読めなくなると言うことが無いので、そういう劣化も含めていわゆる「エモい」感じになります。
保存性を求める写真ならシルフィーやその他の昇華型プリンタがほぼ一生持つレベルなのでそっちを買うべきだろうと思います。

っていうか、長期的な保管が必要な写真なら普通にキタムラ行きますね。やっぱり専門店には画質も耐久性も、値段も敵わないので。

総合評価

印刷コストが昇華型の倍程度ある、劣化が早いなどの若干のデメリットはありますが、デジタルのまま見るのと違ったアナログなイメージで、
実際のフィルムに印刷するので昇華型ほど画質も良くないですが、その分エモーショナルな写真が手に入るので非常に良い感じです。

コスパを求めるなら昇華型でもっといいものも有りますが。思い出、作品として写真を撮るのであれば一つ持っておいても良いアイテムだろうと思います。
特にその場で良い感じの印刷が出来るので旅行のパーティメンバーとシェアするのによいのではと思います。

さて次回ですが、長期的に試していたことのデータが取れたのでこれを予定通り6月か7月に出そうと思います。
それ以降は今のところ未定ですがボーナスタイミングなので何かレビューするか作れたらなと思っています。

それでは。

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