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Sakura87がほぼ月刊でお届けするPCや電子工作と写真の備忘録てきなブログ @なんと20周年

新しいお出かけレンズを買いました CANON RF24-105mm F4-7.1 IS STM

レンズのレビュー記事ってトップ写真に困るよね。どうもこんにちはSakura87です。

大阪万博に行くためにレンズを新調しました。
実に6年ぶりにレンズを買いました。

購入したのはキヤノンの純正RFズームレンズRF24-105mm F4-7.1 IS STMです。

購入動機

大阪・関西万博 EXPO2025に運良く行けることになったので、せっかくだからとレンズを新調しました。
大阪に行くのに新幹線を利用するため、元々RF35mm F1.8 MACRO IS STMと70-300を持って行こうと考えていましたが、荷物になるのでせっかくだからと広角~望遠域をカバー出来るお手頃レンズを買うことにしました。

本当はカメラも新調したかったのですが、中途半端にEOS Rなんて買ってしまったばかりに、トータルで性能を上回るには最低でもR6、R5を買わないといけなくなり、画質を犠牲にすれば逆にR10みたいな小型機も良いかな、でも航空祭撮るならR7は最低限居るよな。いっそSONYとか行く?などと思っていて中々次のカメラが決まらない感じなのでまだまだ全然決まらないです。

機種選定

RFレンズはまだサードパーティーも充実してないのでEFレンズか社外EFマウントレンズをアダプターで使うか、RFレンズを買うかと言うことになりますが、今回は以下の条件で選定することにしました。

  • RFレンズ
  • 高くても20万円
  • なるべく軽い事
  • 広角は30mm前後から
  • 望遠は70mm以上120mm以下程度
  • 明るくなくても良い

以上の条件からキヤノンの純正レンズは以下の通りになります。

  • RF24-105mm F4 L IS USM
    19万円 700g
  • RF24-105mm F4-7.1 IS STM
    8万円 395g
  • RF28-70mm F2.8 IS STM
    19万円 495g

ほか、若干外れますがRF24-240mm F4-6.3 IS USMもいい感じだろうなと思いました。

その中で一番軽い、RF24-105mm F4-7.1 IS STMを購入することになりました。
F4Lの中古も良いかなと思いましたが流石に700gは重いかなと思ったので。

望遠側がF7.1となかなか暗めですが、これは作品を撮るためのレンズではなくお出かけスナップ用なので暗ければISOを上げればよく、どうせいつも日中はF8まで絞って写真を撮っているのでレンズの明るさよりも軽さを優先しました。(70-300でF5台が作れてるんだからせめてF6くらいまでは上げてほしかったですが)

ヨドバシカメラで2025年5月8日に注文、12日着で73,150円でした。
一緒にレンズフードも買いました。

商品写真

化粧箱

これが化粧箱です。まぁレンズの箱ですね。

内容物

保証書と簡易的な説明冊子、本体が入ってました。

レンズ先端側

レンズ先端側のキャップを付けたところ。何の変哲もないキヤノンのレンズです。

キャップを外したところ

これまた何の変哲もないレンズ。フィルター径は67mm。

マウント側

マウント側。

マウント側、キャップを外したところ。

メイドイン台湾。

本体全景

長さは88.8mmとコンパクト。

重さも395gとEOS Rの本体と足しても1kgちょっと超えるくらいで非常に軽量です。
R8とかの軽量モデルだとフルサイズで1kg切るんですよね。ヤバい。

多少画質を犠牲にしても1kgチョイ超えで収まるのは作品を作る訳でない旅行カメラとしては非常に良いですね。

レンズフードの外箱

レンズフードはEW-73D

レンズフード(上から)

何の変哲もないレンズフード

MADE IN TAIWAN

こんなんでも3000円くらいするんですよね。

一緒に購入したSDカード

レンズのポイント+αでせっかくなのでSDカードも新調しました。

購入したSDカードはKSDH-B256Gです。

Made in japan

キオクシアの日本製カード

カード本体

マゼンタと白のオシャレなデザイン。ちなみにこれもこのレンズの作例です。マクロのマニュアルモードで撮りました。

SDカードベンチマーク

ほぼカタログ値出ていて非常に軽快でした。でも今時SanDiskなら200MB/s台もあるのでせめてこのクラスで150MB/sは出てほしいっすね。

 

作例

それでは早速作例を上げていきます。
全て未調整でLightroom現像そのままのフルサイズで出してます。

(万博の写真は一部コントラスト等編集したかもしれません)

開放絞りの画質(令和7年7月22日追加)

テレ端(24mm F4.0)

24mm開放絞り

開放絞りで撮影した写真。

24mm 開放 中央付近

中央付近赤枠部分等倍(スマホはクリックしてください。)

ワイド端(105mm F7.1)

※カメラの設定ミスでF6.7になってる105mm焦点の写真は全部開放絞りです。

105mm 開放絞り

こちらも開放絞りで撮影した写真。F値は中々高いですが、結構いい感じにボケてますね。

105mm 開放 中央付近

中央付近赤枠部分等倍(スマホはクリックしてください。)

開放絞りでも中々クッキリ写ってますね。普段1~2段絞って撮影するのですが、これなら開放で撮っても問題なさそう。

以下自由作例

24mm F8.0 1/1000 ISO500

24mm端、これが目で見るよりちょっと広く写ってるかなと言うところ。

105mm F8 1/1600 ISO500

これが最大ズームでここまで寄れます。

24mm F5.6 1/125 ISO500

大刀洗平和記念館にて展示物の零式艦上戦闘機(撮影可)を撮影。

1段絞った程度ですが結構くっきりと写ってますね。色のりも悪くない。

50mm F8.0 1/100 ISO500

逆光も悪くない感じ。

105mm F6.7 1/320 ISO100

105mmだと結構大きく写せます。
紫色の発色も非常に良いです。

105mm F8.0 1/125 ISO100

後ろのボケ感も自然でいい感じ。

105mm F8.0 1/200 ISO100

※↓ここから大阪旅行の写真

105mm F8.0 1/250 ISO100

空港が近ければ、トリミングを前提に飛んでる飛行機もそれなりのサイズで写ります。

等倍で表示してみるとそれなりにしっかりくっきり写っている感じです。

105mm F8.0 1/250 ISO100

状況によりますが、STMモータである程度の速度でピントが合いますので、鳥も状況が良ければ写せます。

54mm F8.0 1/125 ISO100

人工物の撮影これだけ写れば旅行のスナップとしては十二分ですね。

105mm F8.0 1/320 ISO250

旅行先の大阪府内の公園にいたハト。コントラストが比較的大きい場面でしたが結構しっかり写ってます。

スナップ撮影のレンズとしては非常に良いですが、ここまで写るなら作品を撮るレンズとしてもある程度は使えそうです。少なくとも頑張って古い色々狂った通しレンズを同じくらいの価格帯で買うよりは良いのではないでしょうか。

32mm F8.0 1/800 ISO160

広角24mmが一番効力を発揮する風景もしっかりクッキリで良い感じです。
これは通天閣の展望台から撮りました。

70mm F8 1/250 ISO 100

通天閣。意外と70mmをよく使ったので今回の候補からは最初から外れましたが24-50mmのレンズとかも案外良いのではないかと思うところ。

24mm F8 1/500 ISO100

万博会場の大屋根リングから会場方面。

ちなみに大阪万博は丸一日居ましたが、それでも半分も回ってないどころか行けてないエリアもあるくらいなので、全部回るのには移住する必要がありそうでした。

もうちょっと撮影した写真とか、検証作例が必要なところもありますが、とりあえず今のところはこれで。

令和7年8月16日(土) 追加分自由作例

また写真撮ったので追加しておきます。
ここから先は多少の色味調整やトリミングあり、通常のブログ用の縮小版で貼り付けています。

24 mm F8.0 1/640mm ISo200

 

105mm F8.0 1/640 ISO200

 

24mm F8.0 1/640 ISO200

 

24mm F8.0 1/1000 ISO200

 

24mm F8.0 1/1000 ISO200

ともかく空の青が結構綺麗にでますねこれ。

24mm F8.0 1/800 ISO200

 

32mm F7.1 1/250 ISO200

暗部持ち上げとハイライト下げ、彩度微調整を行ってます。

24mm F7.1 1/500 ISO100

線がシャープなので自然もよいが、人工物との相性が良い。

105mm F8.0 1/320 ISO100

鳥の周りの点々はトンボかなんかです。

28mm F8.0 1/400 ISO 100

Keyのゲームに出そう

57mm F8.0 1/500 ISO125

 

105mm F8.0 1/250 ISO100

コントラストが強い場面でも結構いい感じすね。

105mm F8.0 1/8000 ISO2500

露出設定ミスってアホなことになってますね。

105mm F8 1/1000 ISO100

正直WEBに出す作品ならこれで十分ですね。WEBじゃなくてもA3サイズなら耐えられると思います。

70mm F8 1/1000 ISO250

テレ端、望遠端だけでなく中間程度の画角も普通に良い。

54mm F5.6 1/200 ISO200

出雲大社のウサギ

82mm F7.1 1/250 ISO100

やっぱりお出かけ用スナップレンズとしてかなり優秀ですね。軽いし写りも良いし画角も広角から望遠までカバーしてるので。
案外これと70-300あたりを持って行けば多くのイベントで十分なのでは。

総合評価

定価が8万円と中々高めのレンズですが、写りも非常に良く、扱いやすい焦点距離で非常に扱いやすいレンズでした。

ただ、やはり便利ズームとしてオススメするにはちょっと高いかなと思う所もあるので、もうちょっと頑張って定価で6万円程度にしてくれたら売れまくったと思うところもあります。

しかしながら、最安値は6万円程度ですし、お買い得フルサイズのキットレンズになっているので、中古であれば4万円を切っているものも有るので、中古を視野に入れれば非常にお買い得なレンズであると言えると思います。

定価で買っても十分期待に応えるレンズであるのは確かですが、人に勧めるにはちょっと高めと言った所。
逆にフルサイズのキットレンズとして装備されているので、初めてのフルサイズとしてRPやR6を購入する予定の人が、一緒にキットで買うには十分おすすめ出来ると思います。

最後に

さて次回ですが、今月から8月くらいまでにこのレンズの追加作例が撮れれば良いかなと思っているところです。(撮れたので追加しました。
工作に関してはやっと開発環境を整えたところなので秋頃になるんじゃなかろうかと思います。

それ以外はこの前のプライムセールでモバイルモニタ買ったので(目は二つしかないのにまたモニタ買ってるよこのおじさん)そのレビューを投稿したいかなと思います。それでは。

更新履歴

  1. 令和7年7月22日(火)
    開放絞りの作例を追加しました。
  2. 令和7年8月16日(土)
    作例を追加しました。
総閲覧数:3,326 PV

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