作成日時:2025年09月14日 19時30分38秒
皆様こんにちは Sakura87です。
また、モニタを買いました。
購入したのはEHOMEWEIという聞き慣れないブランドの15.6型モバイルモニタです。
今回はさっくり短めレビュー……というか忘備録的になります。
購入動機
リラックスした姿勢でタッチパネルを使ってWEBブラウジングや動画を見るのにいわゆる艦これタブやら2in1PCやらを買いました。
それ自体は中々よかったのですが、何やかんやで今そういう用途に使っているPCにはタッチパネルが付いていません。
別にないならないでも困らないのですが、やっぱり便利なのと、動画を(何の動画なのかは聞かないように)見るのにやっぱり大きな画面の方がいいというところと、本体の液晶がだいぶ劣化しているので外付けモニタを買うことにしました。
とりあえずタッチパネルがあることを前提にモバイルモニタを色々探していました。中には1万円程度の本当に大丈夫なのか怪しいものまであるので、迷っていましたが、そんな中でプライムセールでタッチペン付のモニタがお買い得になっているのを見かけました。
EHOMEWEIという聞き慣れないブランドで、本社は香港にあるメーカーのようですが日本に拠点があってとりあえず紹介文がまともそうだったのでこちらにすることにしました。
同じようなモニタは今回購入した15.6インチのものと、有機ELの13.3インチがありましたが、大は小を兼ねるだろうということで、というか。もしダメだったときにメインPCに繋いで使えるなということでWQHDの15.6インチにしました。
今回は比較というほど比較していないので比較リストとかは無いです。
Amazonで 2025年7月11日 に購入。セールで33,735円でした。
商品写真
本体が入っている箱です。まぁ今時の感じ。
開けると1発目に収納ケースが出てきます。これが付属品にしては結構クオリティが高くこれだけで3,000円くらいしそうです。
ケースを取り出したら本体とタッチペン、簡易説明シートとトリセツが入っていました。
取扱説明書は割としっかりとした日本語でした。やっぱり一応国内企業が挟まっているだけありますな。
ちなみにこのスキマを埋めている物体はチャイナ製品によくあるビニール系ではなくもう少し高級な製品買った物に付いてくるウレタンっぽい感じの奴でした。
まぁ流石に4万円以上するものなので梱包はしっかりしています。
付属品は保護シートが2枚あるのとほかは箱に梱包されていました。
ケーブル類もよくあるチャイナクオリティではなくそれなりの品質の物が付いてくるみたいです。堅さもほどよく取り回しも楽。
左上から謎のパーツ(多分ペンとか固定出来る奴)、充電器、クリーニングクロス、保護シート貼り付け用アイテム、ケーブル類、保護シートと冊子類。
本体の下はケース。
ケーブルも映像用のUSB-C、給電・タッチパネル使用時用のUSB-C、HDMI、USB-A to Cケーブルと豊富です。(USBケーブルは映像用のUSB-CとA to Cのケーブルだけでいいのでは。)
本体写真
本体正面は至って普通のモバイルモニタ、光沢です。
(以降は、付属の非光沢フィルムと買ったフィルム(PDA工房製)を貼った写真になります。
うら面はシンプル。銘板がある部分が可動してスタンドになります。
この部分にメイン基板があるのか、ここが結構熱くなります。
銘板はこんな感じ。
モザイクで隠している部分にQRコードがあって商品名とシリアル番号が読み取れます。便利!
入力端子類はほぼこちらにあります。
写真左から何らかのmicroUSB、USB-Cが2個、miniHDMI端子。
右側には左からイヤホンジャック、操作用ジョイスティック、電源・メニューボタンがあります。操作性はまぁ普通。
ジョイスティックは↓のスタイルで奥に倒すと音量、手前に倒すと輝度の調節モードになります。押し込みで入力切り替え。
スタンドを使えば立てられます。もう少し開きますがこれ以上開くとちょっと安定性が悪い。
液タブスタイルで使うときはこう。個人的には丁度良かったですが、人によっては角度がもう少し欲しい場合もあると思います。そう言うときは適当な角材でも敷いて置いてください。
ちなみに自動回転機能などは特にないです。
画質
表示は非常に鮮やかでムラも少なくある程度明るめ(400cd/m2)なので屋外でも十分そうです。
今Amazonの製品説明を見たらLG製パネルって書いてますね。やったね!
WQHD(2560×1440)あるので結構広々使えます。
15インチだとフルHDか4kが主流ですが、4kは流石に細かすぎるので結局フルHDかWQHD相当で使うことになるでしょうからWQHDは意外と良いバランスなのかもしれません。
ぶっちゃけ他社なら4kでも似たような価格なので4kでもよかったですが、メインで使用するPCが第8世代 IntelのPCなので念のためWQHDにしました。
DCI-P3 100%の高色域で色味も申し分ないです。今回は色味を気にする用途で使わないので校正ツールによる測定はしていません。(気が向いたら追加します)が、まぁまぁ自然な色味です。
アイコンの大きさはだいたい3~4mmといったところで、ちょっと小さめです。125%くらいで丁度良いかもしれません。
ただしモバイルモニタは基本的に一般的なデスクトップモニタと比べて7割~半分くらいの距離で使うので100%でもそこまで小さくは感じません。
USB-Cのみで接続した場合このくらいの明るさになります。
これでも屋内なら十分ですが屋外だと夏場は少々くらいかもしれないです。
PD65Wのアダプタに繋いだ際の明るさ。これなら屋外でも十分使えます。とはいえ最近のモバイルモニタでは暗めなので、あくまでオフィスモバイルといった感じの物ですね。
最小輝度についてはほぼ真っ暗まで調整出来ます。EIZO程は暗く出来ませんが十分くらいです。
写真では少々飛んでますが、色味も……なんかちょっとイエローが緑がかってますね。AQUOS sense8みたいな。
肉眼で見た感じでは下部のほぼ黒の部分もちゃんと見えます。
特にコメントの流れる文字を見ると残像感がよく分かると思いますが応答速度はまぁまぁ速め、よっぽどシビアなゲームをしないときにならない感じ。
ただし、流石に有機ELと比べるとまだ残像感はある。
音質
音質についてはまぁこのサイズなので期待はできませんが、音量は意外と大きくいい感じにモニタで反響するように調整されているのか結構低音も出ます。
高音が少し物足りない物の、音の曇りも少なくながら作業には十分な音質があります。4,000円くらいの外付けスピーカーを買うくらいなら内臓で十分なくらい。
最大音量でも音楽によっては怪しいところもありますが割れも無くいい感じです。
イヤホン出力の音質は並。この辺はあまり期待してないので簡単にしか確認してないです。暇だったら追記します。
タッチペン
MPPタイプのスタイラスペンが使えます。
書き心地は悪くなく、筆圧検知もあるので液タブの代わりとしても趣味用途なら十分、お仕事でも手書きで修正を入れるくらいなら使えます。
しっかりイラストを描こうとするとちょっと物足りないかもしれません。
パームリジェクションは付いていますのでペン使用中にタッチが誤反応するのを防止出来ます。ただし、このパームリジェクションもペンとタッチの反応具合によっては効かなかったりするのでしっかりと絵を描きたいならちゃんとした液タブが欲しいところです。
まぁこの辺はMPPやワコムのAESを使った「ペンもイケるタイプのタッチパネル」全般に言える問題なのでこのモニタ特有じゃ無いです。あくまで「たまにペンを使いたい」人用の機能ですね。
普通の静電容量方式のタッチパネルや古くからある抵抗膜式にゴムやただの棒のタッチペンで描くよりは格段に快適です。
大きさはこんな感じ。漫画本なら見開き等倍イケますね。この写真は付属の保護フィルムです。盛大に失敗しています。
まぁ付いてくる奴に多くを求めるのも酷ですが、もうちょっと貼りやすかったら良かったなと思うところです。
ただ、結構大きいのでやっぱりこの手のモニタは13~14インチが最適ではと思うところ。
PDA工房のフィルムを貼りました。一発で綺麗に貼れていい感じです。
スマホでは入手性も鑑みてラスタバナナやエレコムのシートを使っていますが、やっぱり保護フィルムはミヤビックスかPAD工房っすね。
特に大きな画面は貼りやすさがダンチです。
電源周り
HDMI接続で1A弱。USB-C接続だとちょっと電力足りない感じですかね。
PCによっては100Wくらい給電出来る物もあるのでそういうのだと最大輝度イケるかも知れないです。
モニタにUSB-C PDで給電することでモニタの取り分を取った残りをPCに給電することが出来ます。
総合評価
正直ちょっと高いなと思っていましたが、商品の品質は4万5000円に見合う物のようでよかったです。(5,000円は付属品の値段では?と思うほど付属品の質も良かったです。)
言ってしまえばよくある中華メーカー品ですが、流石にXiaomiなどの高級中華には敵わないにしろ、冷食中華は超えた街中華、しかも中国人がやってる奴。くらいのクオリティがあります。
まだ歴史の浅いメーカーのようですが3年保証もありいい感じです。
良くを言えばちょっと重いことと、重いならもう少し厚くてよいのでVESAマウントに対応してほしい、カバーが欲しいなど色々とありますが非常に良い感じでした。
で、肝心のサブPC用としては、やっぱりちょっとデカいかなということで現在常用していますが13インチ前後のタッチパネルを買おうかなと考えております。
その場合これはこれでメインPCにでも繋ごうかなと。せっかくペンが付いてるので20年ぶりに絵でも練習しようかなと思う所もあるので。
さて次回ですが、久々の工作記事……というとちょっと違いますが、ラズパイ Pico2・2 Wを買ったので大阪旅行のお土産に買ったデバイス(蛍光表示管モジュール)を使って一つプログラムを作ってみた記事を書いてみようと思います。
既にそのデバイスの制御は問題なく出来ていて、Wの機能を使うためにRSSリーダーを作っている所をデバッグしているところです。
もし10月の中旬までにデバッグが終わらなければとりあえずデバイスの制御記事だけ書こうと思ってます。
それでは。























