作成日時:2017年08月17日 19時52分37秒
更新日時:2018年01月06日 22時13分23秒
この記事は7年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。
アンプね。(PC新調したので)部品が買えなかったんだ。もうちょっと待ってね。
というわけで5年ぶりにメインPCを新調しました。
動機とか
単純に今のPCが5年を迎え、24時間稼働しているためそろそろ寿命なのでPCの新調を考えておりまして。諸事情により10万円ほどの臨時収入がありましたのでPCを新調することにしました。
性能決定
CPUは性能的にはCore i7 2600のCPUで十分だったので、今同性能のCPUというとi5 7500らしいのでそのあたりでの新調を少し前から考えておりましたが、臨時収入がありましたので思い切ってある程度高性能なPCを組み立てることにしました。当初はIntel系で考えており、7700kあたりを目標としておりましたが。AMDが最近出したRyzenプロセッサの評判が良いようで。今回は初めてのAMDプロセッサでの自作をやってみることにしました。(AMDのCPU自体は今までにいくつか使ったことはある。)
最初はRyzen5 1600あたりで考えておりましたが、どうせならということで1700あたりを目標に買いに行ったところ、1700Xと1800Xしかなかったので、1800Xはさすがに予算オーバーということで1700Xにしました。まぁなかったなら仕方ないね!
え、Threadripper?いやいやさすがにそんなCPU買えませんて。予算全部吹っ飛ぶじゃないの。
メモリは今のPCが16GBで半分も使っていないので8GBx1構成(後々16GBにできるように)で考えておりましたが、これまた8GBx1枚の物がなかったので今回は8×2の16GB構成にしました。(まぁなかったのだからs(ry
ほかの部品は後ほど。BDドライブとHDD、GPU、電源は流用です。(GPUはこの前買ったばかりだしね)
構成とお値段
項目 | 製品仕様 | 購入店舗 | 価格 |
CPU | AMD Ryzen 7 1700X 8C 16T | ヨドバシカメラ | ¥50,300 |
M/B | ASUS PRIME B350-PLU | ヨドバシカメラ | ¥13,580 |
RAM | G.skill F4-2400C16D-16GFX | ツクモ | ¥17,258 |
Cooler | Thermaltake CL-P039-AL12BL-A | ツクモ | ¥3,024 |
SSD | Crucial MX300 CT275MX300SSD1 | ツクモ | ¥10,562 |
OS | Microsoft Windows10 Pro 64bit | ツクモ | ¥22,464 |
CASE | SAMA 黒透 JAX-02W | アプライド | ¥4,298 |
GPU | ASUS DUAL-GTX1050TI-4G | ※流用※ | ¥0 |
HDD | 500GB2.5 2TB/3TB3.5 | ※流用※ | ¥0 |
PWU | Antec NeoECO Classic NE650C(650W) | ※流用※ | ¥0 |
BD | Pioneer BDR-S08J | ※流用※ | ¥0 |
合計 | ¥121,487 |
もうほとんど買い替え状態ですがこんなかんじになりました。
詳細
CPU。Ryzen 7 1700X。
8コア16スレッドの定格3.4GHz。ブースト時3.8GHzのCPUです。
2600が4コア8スレッドの定格とブーストが同じなので、仕様上はちょうど倍になった感じになりますね。(なお、値段も倍である。)
CPUはこの内容物は左のこれだけです。CPUクーラーもついてません。
こんな大きな箱いる?
CPUクーラーにはこいつを選択。とりあえず冷えそうなやつで一番安いものを。
これをつけてクーラーの効いた部屋でCPU温度がアイドル時50度前後なのでCPUクーラーについては今後水冷等も視野に入れて再考の余地あり。
とはいえPrime95で10分ぶん回しても60度台をキープしているのでまぁこんなもんでは。
マザーボードはASUSのPRIME B350-PLUS。何が良くて選んだわけでもなく、もうこれしか残ってなかったw
なんかやたら光る。
PCIやCrossfireとか対応してるマザーだけどまぁ使うことはないだろう。
メモリはこれ、これはツクモでRyzen動作確認済みということで。別にほかのメモリでも動くのは動くらしいが。まぁこれが一番安かったしもうこれでいいかと。
こんなかんじ。ゲーミング用メモリメーカーっぽいんですがゲームはしないんですよね。搭載チップはどこのなのかな?
SSDも店員が薦める特価品で。まぁクルーシャルのMX300なのでそんなに悪いものではないだろうけれど。そもそもTLCなので近いうちにMLCのSSDにでも改装したい所存。
容量は275GBという半端な容量だが、認識は256.6GBなので、なかなか良い感じなのである。
ケースはなんかこういうの。4000円程度のやっすいやつ。正直何でもよかったので。
組み立て
久しぶりにCPU側にピンがついてるCPUを使いました。Socket 478以来なので10年ぶりくらいでしょうか?
取り付け。
メモリスロットがなにやらASUSオリジナルのようで、初回起動時きちんとはまってなくて起動しなかったです。このスロット微妙やね。
とりあえず仮組で火入れ
久しぶりにPCを新調したら、BIOS画面がGUIでマウスやLANも対応しててなんかすごいことになってた。
Eight-Core!
ケースに組んで完成!
ベンチマーク
システムドライブのベンチ。TLCの割にはまずまずの処理速度ですね。
FFベンチ。なぜか最新版は完走しなかったので1つ前のバージョンを使う。
こちらは2600のもの。100くらいスコアが落ちてますがまぁ誤差でしょ。
FFベンチはどちらかといえばGPU偏重型なのでほとんど変わりませんね。
その後新PCで最新版をやってみたら完走しまして、高品質設定、フルHD解像度で8000番台でした。
ちなみにCPUはほとんど使っていませんでした。
CPUのスコアが測れるベンチマークソフトとしてCINEBENCH R15を使ったベンチマークを行ってみました。
期待値としては2倍ですが、結果は2.6倍となかなかの処理能力です。
時間などは測ってはいませんが、動画のエンコードやRAW現像も、体感で1割~倍程度の処理速度の向上が見られているみたいです。特にRaw現像は最終的な現像処理が倍くらいの処理速度になっています。
しかし、もともと快適だったWEBブラウジングやOfficeソフトなどの体感速度はもうほとんど変わりませんね。正直今の時代ならCeleronでもよい気がします。
なお、RAW現像についてはEOS 7DのMRAWとRAW混在150枚の写真を以下の設定で現像したところ2分10秒程度でした。
最後に
とりあえずこんなもんですかね。
Core i7 2600というとSandy bridgeで結構使っている人も多い世代ですが。それから最新のCPUに変更してみて非常に快適になりました。
とはいえ日常使用する分においてはもうほとんど変化はない状態ですね。今回の新調でも、レンダリングやエンコード、RAW現像といった作業では確かに改善が見られましたが。正直今時の軽作業であればAtomやCeleronで十分行えますから、高性能なCPUは必要ないのかもしれません。
そんなわけで、今まで多くの自作PCを作ってきたのですが、おそらくこれが最後の自作PCになると思います。
というのも、最近はBTOも充実してきまして、ノートPCどころかタブレットPCでさえ十分な処理速度が得られ、メーカー製の一体型PCでもまともな液晶を搭載しているような時代になりましたので。個人的に自作PCを作る意味はだんだんと薄れてきております。そこで、前回のPCが5年使用したことを鑑みると、今回も5年は使うであろうから。それを考えると交換時にはもう自作PCである必要もないかなと。コストパフォーマンスも10年前ほど良いということもないし。ゲーミングPCやゲーミングノートもある。
いやそもそもゲームも最近はもっぱら艦これくらいのものなので、大したスペック必要ないということもあるので。そろそろ潮時かなと。
まぁ予定は予定なのでもう1回くらいは組むかもしれませんがね。
それでは。以上になりますが、もし何かありましたらコメント欄に気軽に書き込んでくださいね。