作成日時:2017年10月08日 20時04分01秒
更新日時:2018年01月06日 22時13分52秒
この記事は7年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。
近々記事にする予定だった電子ボリュームが不注意で燃えてしまったため、更新が滞ってしまいましたが。
先日新しいスマートフォンに機種変更をしましたのでレビューを書きます。
購入したのは韓国のサムスン電子が製造している時限爆弾スマートフォン GALAXY S8です。
久しぶりの有機EL搭載機を買いました。
購入動機とか
前の機種であるXperia Z5が、購入当初よりどうも外れ臭かったのと、7.0にアップグレードしてからさらに不調で、最近は1日電池が持つのもギリギリになっていたというのが主な動機であり、1年半使いましたのであと半年騙し騙し使ってもよかったのですが。ちょうどAppleがiPhone ×で有機ELを採用したので、久しぶりに有機EL端末を使ってみたいと思いまして機種変更を決意しました。
機種の選定
そして、機種を決めるにあたって、まずAQUOS Rと当機が候補に挙がって、あとはZ5の後継機種のXperiaという選択肢もありましたが。この機種が唯一の幅70mm以下と有機EL機だったのでこちらを買うことにしました。
なお、今回は前回の反省を踏まえ、登場後3か月年以内の機種にすることにしました。
購入方法の選定
いつも通り2年の月賦を行う予定でしたが、今回は例のピタットプランとアップグレードプログラムEXを利用してみることにしました。ピタットプランはともかく、アップグレードプログラムは機種変の際に前機種と交換以外であれば48回払いだしちょっとどうなのかと思いましたが。有機ELの特性上、画面の劣化が激しいことと、実際のところ2年程度で機種偏をしていますし、もうこれ以上スマートフォンが増えても困るので、今回はこのプログラムを使ってみました。別に一括清算や月賦を維持したままの機種変更は可能なようなので。まぁ試しにという奴です。Android機は下取りや買取価格もそんなに高くないですしね。
付属品
取説、簡易トリセツとイヤホン、TV用ケーブル、SIM取り出しようの棒、交換用イヤーピースが入っていました。
このイヤホンはAKGチューニングのイヤホンらしいですが実際のところどのグレードに相当するんですかね。
外観
機種の外観です。
前機種のZ5との比較です。横幅が小さく縦が長いですが横幅は5mmほど小さいです。
正面
ほぼディスプレイで額縁は数mmしかありません。Z5もなかなか狭かったのですが、さらに狭い気がします。
恐らくこれ以上は持った時にディスプレイを平で押してしまうので(この幅でも時折押してしまうことがありましたので)多分これ以上の狭額縁には利便性上できないのでは。というくらい狭いです。
裏面
特殊な加工をしているので写真を撮るのに苦労しましたが。裏面です。
上部にカメラ(写真左中央)と指紋センサー(カメラの上)、フラッシュLEDと心拍センサーがついています。
それ以外はGALAXY のロゴとFelicaのロゴ、無線充電とメーカーのロゴが入っており、うっすらと型番にIMEI番号が記されています。
上部
上部にはSIM/SDカードスロットとマイクくらいしかありません。
こんな感じで引き出す。これはiPhoneやZ5と同じですね。
底部
底部にはイヤホンジャックとUSB Type-Cコネクタ、マイクとスピーカーがあります。
TypeCは初ですね。ところでこの並びどこかで見覚えがありますがどこでしたっけ。
とりあえずこのUSBケーブルを買いました。
右側面
右側
右側には電源ボタンしかないです。
左側面には音量ボタンとBixbyとかいうよくわからない機能を呼び出せるボタンがついてます。
カメラ部
カメラ部はこんな感じ。真ん中の黒い四角がカメラで右隣が指紋認証、左の上がLEDライトで下が心拍数センサー
カメラは1/2.55インチとコンデジより少し小さいくらい。Z5が1/2.3型なので少し小さめのセンサーですが、その分画素数も半分程度なので公証1.4μmの画素ピッチと、Z5の計算上1.25μmに対して若干大きめの素子になっていますね。
内部
Android7.0搭載
CPUは低速4コア、高速4コアの8コア構成で、64bitアーキテクチャを採用している。
メモリは4GBもある。防水・防塵はもちろんついてますね。さすがにもう赤外線機能はない。
指紋認証、虹彩認証もついているらしい。(虹彩認証は会社の都合でカメラ類はシール張らないといけないから使えないが)
画面上部にはセンサー類がたくさんついてますね。右から(見えないけど)通知用LED、虹彩認証用LED、接近・照度センサー(見えないけど)受話口、フロントカメラ、虹彩認証用カメラとなっているようです。
画質
画面解像度は2960×1440の5.8インチとかいう変態解像度どころか四隅のドットがない!
567dpiという超高精細な有機ELを搭載していて、自発光デバイスである有機ELは非常にきれいに映ります。
画面サイズは今までで一番大きいのですが、額縁が狭いのと、変態解像度なので実際そんなに持ってて変じゃないです。
Youtubeの動画を見てみましたが、黒が締まって白い部分が輝いているので夜景やライトなどの映像がすごくきれいに見えます。
例えばライティング効果を利用したMVや光る棒を振るあの映画などのPVなんかすごくきれいですね。
こういうのや
こういうのがいいですね。
地デジもフルセグ対応なのでなかなかきれいに映りますね。(まぁ家じゃ電波があれなのでそもそもアレですが)
音質
かなりいい!ちょっと固い印象もあるが、分離もよく「ハイレゾ対応」の肩書を名乗るには十分な音質。ノイズキャンセルなどには対応はしていないようだが、まぁよかろう。パワーもそれなりにあり、Z5と比較すると大きめの音量になりますが、MDR-1Rも十分ならせますので変態的な抵抗値でないヘッドフォンなら十分鳴らせるでしょう。1万円前後のHPAやDACは買うだけ無駄かもしれません。(っていうと言い過ぎだろうけどさぁ。まぁそもそも10万するしな。)
付属イヤホンの音質
AKGのロゴがありますがサムスンが作っているっぽいです。
音質はまぁまぁ。付属のイヤホンにしてはかなり良い仕上がり。特にこだわりがないのであればこれで十分では。
カメラの画質
サムスン曰く「デジタル一眼カメラの技術を搭載」らしいですがどんなもんでしょう。
※以下すべて撮って出し、最高画質プロモードで撮影
晴れていたので近くの海辺に行ってきました。
なるほど、確かに一眼レフに勝るとは言わないが、そんじょそこらのコンデジよりはきれいに写っていますな。
ISO感度50なのですがかなりノイズの少ない、塗り絵というほどでもない感じですね。
接写もそれなりに使えます。
こちらは室内物撮りISO-200でオートモードですがなかなかの仕上がりですね。
室内物撮り。マニュアルで設定できる最高のISO-800で撮影。800でこれだけノイズを隠せるのなら上出来でしょう。
ちなみにS8のプロモードにはなんとRAWデータ保存機能という機能がついております。
というわけで上のISO800の写真をRAWで無加工現像した写真が以下になります。
まぁ素子サイズから考えたら十分なレベルですが、本当にスマホ側の映像処理エンジンがおりこうさんなんですね。
ちなみに一番上のISO-50の写真をRAW現像して無編集で出力した結果はこうでした。
まぁこれでも十分ですが、それなりにノイジーですね。
しかしそれにしても画質が良いので、写真がたまったらカメラに関してはまた個別で記事書こうと思います。
バッテリーの持ち
有機ELということでどうかなと思いましたが、余裕で2日は持つ。ライトユースなら3日は何とか持ちそう。
ヘビーユーザーでも1日はもつのではないかな。(Z5でも同じこと言った気がする!
総合評価
有機ELもきれいで、バッテリーももち、処理能力もよくてメーカーがサムスンだということ以外は文句がないです。
そういえばどこのキャンペーンなのか知らないが、試供品のスマホケースがついてきました。(さっきからちょいちょい写ってますが)
シンプルでいいと思います!スマホケース初めて使いました。
この辺が試供品クオリティですね。
あとは有機ELがどれくらい持つかですねぇ。
一応S001、DIGNOと有機EL端末を2つ持って、どちらもそこまで大きく焼き付くことはなかったのですが。まだ3か月なのに展示品のスマホにはauのロゴがくっきりと映っているのでちょっと心配です。
あ、ちなみにさっきから3か月3か月といっていますが購入日は9月30日です。
もう少し使い込んだらいろいろと追記したいと思います。