作成日時:2013年11月04日 22時04分27秒
更新日時:2016年02月23日 21時30分56秒
この記事は11年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。
ほぼ年記になっていますこのブログですが。皆様お元気でしょうか。
最近は色々とやってもTwitterやカカクコムあたりに投稿して満足してしまい、
ここはもちろん本家も停滞気味です。時間も無いですし。
話は変わりますがウォークマン買いました。
NW-F880シリーズ | ポータブルオーディオプレーヤー ウォークマン | ソニー
SONYが今年の10月19日に発売したウォークマンの最新機種ですね。
ソニーのウォークマンとして初めてハイレゾ音源に対応したモデルです。
来月にはさらに高音質のZX1が出ますがこちらは位置的にはハイエンドになると思われるので一般向けウォークマン最高音質となるでしょうね。
しかしZX1、SONYの本気機種につける(という噂の)ZもXも1も入ってるので相当気合い入ってるのでしょうね。個人的には是非とも欲しい製品ですが流石にプレイヤーに75000円という価格は出せません。そんな額出すならノートPC買い換えますよえぇ。
化粧箱のサイズは前モデルとそんなに変化無し。ただしすべて黒で統一されたようです。コスト削減?
ちなみに、今回32GBをアマゾンで予約してましたが17日にたまたま立ち寄った家電量販店で聞いてみたら16GBのみ在庫ありという事でしたので16GBを購入しました。
本当は前モデルと同じ32が良いところですがどちらにしてもライブラリすべてを持ち運べる容量では無いのでそれならいっそ早く手に入った方が良いと思いましたのでその場でキャンセルして16GBを買いました。
内容物。本体に取説などの冊子類。通信・充電ケーブルに付属ヘッドフォンとまぁ必要なモノは一通り揃っている感じですね。
ちなみに今回より管理ソフトがMediaGOに統一されまして、インストーラーが本体に格納されています。USBでつないで覗けばあります。
大きさ比較。比較対象は至って普通のCDシングルケース。おおよそフルサイズのCDケース半分くらいのサイズですね。
本機よりスピーカーが背面へ移動、ロゴがスピーカーになっています。
それにNFCに対応しておりAndroidビームなどいろいろな使い方ができます。
前のモデルはただ出ているだけだったヘッドフォンジャックがちょっとかっこよくなりました。
ノイズキャンセリング機能をアピールしているようです。
底部。従来通りのWMポートとストラップホルダにヘッドフォン出力がありますね。
このWMポートは本機よりデジタル出力に対応しました。対応機器に出力する事ができます。
このデータの規格は普通のUSB Audio Class 2.0らしいので他社製の同規格対応DACにも接続可能だと思います。やった事ないしそもそもそんなもん持ってないので確認できませんが。ネットを探していると成功例がちらほら。
そしてこれが今回この端末を買うきっかけになったハードキーです。
前モデルの不満として画面を見ないと操作できないというのがあり。野良アプリをインストールする事によってiPhoneのリモコン的な操作を行えるようになりましたが。それでも非正規な方法なのでうまくいかない時がありました。
そこで発表された時、ハードキーが追加されているという事でもうこれは買うしか無いと思い心待ちにしておりました。
で、実際これがあるとないとではかなり操作性が違います。
なんと言っても手探りで操作できるんですから。F800を持っているのであればこの点だけでも買い換える価値は十分あります。むしろこれだけのために買い換えても良いくらい。
ディスプレイが従来の3.5型から4.0型に大型化されましたが、画面上のタッチキーがオンスクリーンキーになったのでサイズ的にはそれほど大型化はしておりません。
付属のイヤホン。黒い方が本機F880のイヤホンです。白い方は前モデルのもの。
触れ込みは同じですが若干形が変わっていますね。
【ディスプレイ評価】
まず大型化され見やすくなったディスプレイ。
基本的にジャケットを表示させるだけなのであまり画質は必要ないですが。
動画再生時や画像表示時に威力を発揮します。
最近はHDやフルHD、それ以上の解像度を持った液晶がある中。
この液晶はFWVGAで若干見劣りしますが。メインは音楽プレイヤーですのでこれくらい綺麗なら十分。
それどころか深い色の発色が凄く良く綺麗。
特に深い青が非常に綺麗ですので動画用としても申し分ないでしょう。
【快適性・操作性評価】
最近は各社タブレット端末やスマートフォンによりタッチパネルのノウハウも蓄積されておりAndroid1.x~2.2くらいまでのような悲惨な端末は殆ど無いですね。
このF880も特に悪い印象は無いです。
たまに反応が鈍かったりしますが概ね快適に操作できます。
W.ミュージックの画面はXperiaシリーズに搭載されているWALKMANアプリに近いものになりました。
今回よりCPUがNVIDIA Tegra2(Dual 1GHz 512MB) からOMAP4(Dual 1GHz 1GB)に変更になり、メモリ容量も1GBにアップしたためかなりキビキビ動くようになりました。場合によってはメインのスマートフォンであるXperia VLよりもサクサク動く時があります。
搭載OSがAndroidなので色々といじれます。
私はこんな感じにスマートフォンで使用しているLauncherProを使用してシンプルにしました。
初期画面は上の大きさ比較を参考にしてください。
【音質】
一番重要なところなので一番最後に持ってきました。
音質ですが。この価格帯のプレイヤーとしてはかなり頑張っていると思います。
容量にもよりますが3万円以下でこの音質が手に入るのであれば買って損は無いです。
高音は綺麗になりますし、低音はキレが良い。
さらには音場も改善されて若干広くなり、各楽器やボーカルの判別ができるようになりました。
メインのMDR-ZX700でもかなり高音質で鳴ってくれます。
F800ではパワー不足のような感じの音になっていましたが、F880ではある程度綺麗に鳴っていてPCスピーカーのヘッドフォン出力よりも音質が良いように感じます。(おまけのヘッドフォン出力とそのために作ったF880で比べるのもアレですけど。)
サブのXBA-C10でも結構違っていて前モデルのF800では例えばメインボーカルのスカートの中で演奏を聞いているような感覚でしたが、F880ではメインボーカルの目の前で演奏を聴いているような雰囲気に変わりました。
低音の「量」で判断した場合は前のF800のほうが出ていたように思えます。
質より量なのであればF880よりもF800のほうがいいでしょう。しかし、F800と比較してF880は一皮むけた音がしますので敢えて前モデルを選択する意味は無いでしょう。
さらに付属のイヤホンですが、こちらも前の付属品と比べると若干の音質向上が見られます。
おそらく大多数の人にとってはこのイヤホンで十分な品質はあります。付属品で無いとノイズキャンセリング使えませんしね。実売4000円前後のイヤホンを買うくらいなら純正で十分だと思います。その分CDかった方が良いでしょう。
純正の付属品といってもこのイヤホンは量販店で3000円前後のイヤホンにノイズキャンセリングが付いた位の品質はあります。
ちなみにハイレゾは個人的には「こっちの方がちょっと背筋がゾクッとくる」位の違いしか感じる事ができませんでした。試したのがmoraのアニソン数種類とe-ONKYOのラブライブ!なのでもう少し録音の良いもので聞けば違いがわかるのかもしれませんが。
内蔵スピーカーは確かに音は大きくなり、下の音質も若干の向上が見られますが。
上は前機種のほうが良かったように思えますし、背面にきてしまったので机に置くと残念な事になります。まぁ無いよりはましですが。
【総合評価】
ほかにもハイレゾ対応プレイヤーはたくさんありますし、これよりも音質が良くて安いモノもあるでしょう。しかし、国内メーカーという安心感。価格も高くないし。さらにはAndroidで色々でき、動画再生の面も問題ない。
間違いなくこの価格帯であれば「買い」さらに1年たてば最下位モデルは2万円切るでしょう。
そうなればなおさらこれ以外の選択肢は無いと思いますね。少なくとも某林檎の製品を買うより遙かに良い。まぁ、あちらは「とりあえず聞けるレベルのモノ付けとくからこれ以上が欲しかったら自分でアンプつなぐなりしろ」というスタンスで以前よりデジタル出力やライン出力に対応してたりしますけど。それを考慮しても単体でこの音質は間違いなく買いでしょう。ちなみに私はSONYから一銭も貰ってません。
このWALKMANを一言で表すならば
「恋愛サーキュレーションの「せーのっ」で昇天できるレベルの音質」
ですかね。わかる人にはわかると思います。
ちなみに純正ソフトケースが3000円くらいで発売されていますが、これが結構良い感じです。
入れてみるとこんな感じ。保護シートは付属していないので別途購入が必要です。
てst
コメントテスト
コメントテスト2
てst
こめんとてんs