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電子ボリューム付きアンプを作る(3) TPA3122D2N 基板の制作~動作確認

この記事は8年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。

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メイン基板を組み立てていきます。

ナビゲーション

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組立方法

電子工作のセオリー通りに低い基板から組み立てていきます。

なるべく入力側のコンデンサは入力するICの近く、出力側のコンデンサは出力端子の近くに設置します。

その他は配線の取り回しなどを工夫しつつ適当に決めてください。

オーディオ回路

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このような感じになりました。これはまだ端子等を付ける前の写真です。
中央のピンヘッダは当初シャットダウン回路を使う予定でつけたので今回は使用しません。
代わりに裏側にVCCラインに繋がる4.7kオームの抵抗をつけています。

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パーツの位置決めを行っている時の様子。

制御回路

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(写真の雰囲気が違うのは仕様です。)

5Vに関してはマイコンとリレー、電子VRでしか使いませんので、電子VR以外を纏めました。
電子VRについては基板を隣り合わせた時に接続しやすいような配置にしています。

こちら側は特に注意する点はありません。つなぐべき所に適当につなぐだけです。

レギュレータは先程も言った通り、この写真ではヒートシンクを付けていませんが本来必要ですので。
ただし、とりあえず急場しのぎで鎌ベイアンプのサイドパネル用のアルミシートを取り付けたところ放熱は十分でしたので、立派なヒートシンクではなく2mm程度のアルミ板を曲げて作った程度の簡単なもので十分でしょう。ファンによる放熱は必要なさそうです。

周辺部品

IMG_7386_20160403

液晶のピンはヘッダを取り付けることにして、ヘッダを3列2列1列x2で切り離し、1列のものをバックライト用、3・2列を制御ピンに使用しました。

IMG_7388_20160403

このように取り付けました。R9をショートさせ、GNDは制御側のGNDと共通化させました。
こうすることでロータリエンコーダや電源LEDのGNDをここから取れるようにすることを狙ったものです。

IMG_7389_20160403

ロータリエンコーダについてはAB相にピンソケットを使用し、GND側はピンターミナル(♀)を使いました。

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こんな風にできる予定

動作確認風景

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アンプ側の動作確認。
電源を製作前だったのでブレッドボードで仮組みしています。
制御はArduinoを利用しました。

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制御側の動作確認(とりあえず入力以外のすべてのピンを点滅させるプログラムを入れてみて確認。)

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19V電源、4Ωスピーカーなどをつなげて本番に近い環境でのテスト風景。

これで一応内部回路は完成したのであとはケース類を作るだけです。

続くのですが、まだ内部がやっと完成したところなのでケースとか買ってないため、続きは5月か6月になると思います。

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