作成日時:2012年07月28日 22時59分28秒
更新日時:2016年02月23日 22時02分26秒
この記事は12年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。
車載PCを作りました。
最初Atom330で作成し、3代目は久しぶりにAtomに戻って来ました。
構成
CPU Intel Atom N2800
M/B Intel DN2800MT
メモリ サムスン DDR3 2GB
O/S Windows7 Enterprise 評価版
SSD Crucial m4 64GB SATA 6GB/s mSATA SSD
モニタ LCD-10000V
このマザーはmSATAのSSDが使用でき、非常にコンパクトに纏めることができます。
以前CF+SDカードで構成していましたがその時よりもコンパクトに出来ました。
なにせ基板上に乗りますから、基本的な構成部品をすべてマザー上に纏めることができます。
このマザーボードは9Vから19Vまで比較的広い範囲の電圧に対応していて、
消費電力も2A~5A程度と非常に省電力なのでM○-ATX系やPico PSU系の電源は不要となります。しかし、そうなると今度は自動電源ON・OFFも無くなってしまいます。
なので電源をオンオフしてくれる装置を用意しなければなりません。
PICを使えば簡単にできると思いますけど。PICライターもなく、PICを売っているお店も近くにないので今回はアナログなトランジスタとリレー・フォトカプラで構成しました。
この回路図と実機の相違点は、回路図はC1が2200μF単発なのに対して、
実機は1100μF3つを使っています。あと無事動作したので気づきませんでしたが、
もしかするとフォトカプラの出力とリレーの間にトランジスタを噛ませてそのトランジスタで
リレーを駆動させたほうが良かったかもしれません。
あと今はまだ入手可能ですが、フォトカプラ TLP521とトランジスタ2SC1815は生産終了なので代替品を用意してくださいね。この回路ならNPNであれば何でもいいと思いますけれど。
こんなかんじで、マザーの電源部とS-ATAの電源を繋ぎます。
この電源はリレーの開閉にしか使っていないので12Vであればどこでもいいです。
ヒートシンクの穴がちょうどよかったのでこのようになりました。
今回は動画用のコントローラも自作しました。と言っても安いキーボード買ってきて分解してコントローラだけを拝借してそれにスイッチくっつけただけですが。
あとは動画をあげたのでそちらを見てくださいね。
このページは近いうちに本家に移すと思います。