作成日時:2023年08月16日 12時23分05秒
この記事は2年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。
今まで使用していたThinkPadキーボードが流石に古くなってきたので新しいキーボードを買いました。
製品説明と購入動機
富士通クライアントコンピューティング(以下富士通と記)が2021年にクラウドファンディングで募り話題になったモバイルキーボードの一般販売版です。
ザックリ言うと富士通のLIFEBOOK UHシリーズのキーボードを外付け化した製品という事になりますが、キーの重みや反応位置など若干の味付けの違いがあるようです。
通常販売が決まってからずっと購入を検討していましたが、ボーナスが入ったので買い換えてみました。
機種選定
元々使用していたThinkPadトラックポイントキーボードにも新型がとっくの昔にでていてこちらも購入を検討していました。
あとはいくつかこの手の小型キーボードがでていますが以下の理由からFMV Mobile Keyboardにしました。
- バックライトがある
- 有線接続汎用的なキーボードとして使える
※ThinkPadキーボードの方も充電+独自方式無線で同等になる模様 - 富士通
- 赤色がある
また、他社の魅力的なキーボードもありますが、そもそもこの2機種に絞り込んだのは以下の条件に当てはめたためです。
- ポインティングデバイス内蔵
- バッテリー内蔵or乾電池で無線接続できること
- キーピッチ19mm
- あまり変則的なキーがないこと
- ノートPC程度の大きさで収まること
- JIS配列があること
- パンタグラフかメカニカルもしくは静電容量等
要はメンブレン以外ならOK
有線接続でよければ昔からあるサンワのアレとか、ポインティングデバイスがなくていいならロジクールやほかのメーカーからもいくつかでていますが、やはりポインティングデバイスがキーボードに内蔵されているとキー入力中の文字選択などのマウス操作が手を大きく動かさなくていいのでちょっとした編集が格段に楽になるというメリットがあります。
また、プロジェクタなどで配信動画を見る際にキーボード一つ持っていけばいいのでその点でもメリットがありますので、ポインティングデバイス内蔵を必須としました。
ポインティングデバイス内蔵でもまだいくつか残りますが、意外とキー配置が変則的だったり、デバイスの位置が離れていて操作性がマウスを使うのとあまり変わらなかったり、殆どおまけみたいな程度で使い勝手が悪かったり、スマホ特化でPC用途では使いにくかったり、US配列だったりするので結局この2機種しか残りませんでした。
キータイプはメンブレン以外、という事にしましたが、メンブレン方式(ラバーカップ式)はキートップが固定されていない(というとちょっと違いますが)ので構成部品の工作精度が低いと取りこぼしが多かったり、そもそもキーが押せない粗悪品もあるので(一時期のHP純正スリムキーボードがかなり酷かったです。)個人的にあまり好きではなく、ちゃんと作ってあるメンブレンタイプはそれなりのお値段がするのでこれを買うくらいならパンタグラフ式かメカニカルなどのもっと高級なものに行く方がいいと思います。
パンタグラフ式も大きな分類としてはメンブレンですが、パンタグラフという支持構造があるだけでかなりキー入力が安定してキーの何処を抑えてもちゃんと入力されます。
なのでどうせ選ぶならコンパクトなものも多いのでパンタグラフ式か、もう少しランクアップしてメカニカルを選ぶべきです。
という事でメンブレン以外のタイプという事と、今回は省スペースキーボードが狙いなので、ほぼ唯一の選択肢であるパンタグラフ式にしました。
本当はポインティングデバイスも、指を動かすだけで良いトラックポイントがいいんですが、他の条件が良いのでまぁいいでしょう。という事でFMV Mobile Keyboardを買いましたとさ。
2023年7月16日にヨドバシカメラ店舗で購入。19,800円でした。
写真レビュー
一番外の箱は輸送用の緩衝材のようなもののようです。
横面には型番と色の表示があります。
開けると更に緩衝材に包まれた化粧箱が入ってました。
これが本当の化粧箱。
開けたらパッケージの通りにキーボードが入っていて、下はUSB-AとUSB-Cのケーブルが入ってます。
ケーブルは長さが1mなので自分のパソコン配置では扱いにくかったので使ってません。L字のケーブルが入っているので使い勝手は良い方。
内容物はケーブルと保証書つき取扱説明書、消毒液に関する注意書きが入ってました。
本体写真
キーボードの見た目はまさにUHシリーズを切り出したような感じに、タッチパッドの部分が若干違いますね。
発売当初のUHシリーズと比べると、かな表記がないという差異があるみたい(UH持ってないので)ですが。
現行モデルはWEBカスタマイズで同等の刻印のキーボードが選べるみたいです。
裏面は全体にラバー加工がされてあって、滑りにくくなっている。
角度調整器のは特にない。一般的なノートPC程度の角度が付いているので特段打ちにくいわけではない。
ただThinkPadキーボードと比べると少し傾斜が足りないのでせめて足くらいは付けて欲しかったですね。
角度調整に関しては割り箸を下に敷く手法が一番使われてるみたいね。他にはゴム足やプラ板を付けたりしている人も居るみたい。
キーボードの上面側面(結局何処よそれ)に必要なキーやインジケーターが集約されています。
写真左からペアリング先切り替えボタン、電源ボタン、USB-C、電源状態表示、ロゴといった感じ。
他の側面は特にナニもないので割愛。
ThinkPadトラックポイントキーボードとの比較。どちらもJIS配列なのでキー配置はほぼ同じ。
大きさはほぼ同じでThinkPadキーボードのほうが若干キーが長めのよう。
キーボードには写真のようなランプがついてます。電源、接続先ランプ、CapsLockランプがキーボード正面のそれぞれの機能の場所に設定されていて、明るさはどれも同じくらい。
キー部分
キーピッチは文字キーは基本的にサイズが同じで縮んでいるキーはない。デザインは最近流行のアイソレーションタイプでFxキーや他のキーが若干短い。
最近出番が少なく、Fnと併用の場合が多いPrtScキーがちゃんと別途入ってます。右AltキーやWinキーは省略されていますが、Ctrlキーはあり、右Ctrlキーがないと死んでしまう人も使えます。
上部のキーは少しピッチが狭いですが、ESCから始まりF1~F12キーは省略されることなく配置され、その隣にPrtSc、Pause/Break、Insert、Deleteが入っています。
標準的なJIS配列とかなり近いですが、最早ExcelくらいしかちゃんとサポートしてなさそうなScroll Lockキーが省略され、Fn+Deleteキーになっています。
オーソドックスな配列によく使うキーだけ残した形になりますかね。
その他、F1にスマホで使うMode切り替えスイッチ、Win、Mac、IOSでちょっと違う部分を切り替えるスイッチみたいなのと、Fn+Spaceがバックライト切り替え、Fn+F4がタッチパッド無効キーです。
キーピッチは十分な19mmあり、デスクトップのキーボードと比べても違和感がない。
キーストロークは1.5mmで十分ではあるがもう少し欲しいくらいの長さ。
特にCtrlキーの位置ですが、外側がCtrlキーなので合格ですね。もうこれだけで十分買う価値があります。
ThinkPadキーボードは外側FnキーですがやはりCtrlキーがこっちの方が使いやすいですね。
PCによっては入れ替えられたりFn+アルファベットキーがCtlr+アルファベットに置き換えられるものも有りますが、やはりこちらの標準的な位置がいいですね。
左上はESCキーが一番端で1キーの隣が半角・全角キー。まれにこのESCキーの位置に半角・全角キーが来ているキーボードもありますが、この辺りが標準的なキー配列になっているところがやはりこだわりポイントでしょうね。
他のメーカーだとカーソルキーが縮小されてCtrlキーと同じラインに配置されていることが多いですが、1段下がっているのはポイント高いですね。
Home/EndとPage Up/Page Downのキーは国産メーカーでよくあるFn+カーソルキースタイル。ここは片手で使えるThinkPadキーボードの方が良かったですな。
タッチパッドはあまりサイズが大きくないタイプ。国内メーカー製モバイルPCによくあるサイズです。
その下のラインはマウスのボタンになります。小さいですがタッチパッドならタップ操作で代用できるのであまり気になりません。
バックライト
キーボードにはバックライトが付いています。
バックライトオフの状態。何も写ってませんがこれが基準と考えてください。
写真は性能テストを視野にしているのでかなり暗めに写るようにしています。
一番くらい状態は本当に真っ暗なところくらいしか使いようがないくらい暗いです。
多分隠密行動とかする時用でしょう。
写真では分かりませんが、実際はここからやっと文字が明確に認識できるかなといったところです。
隠密行動はしていないけどあまり明るすぎては困る場合に使います。
バックライト最大状態。この明るさなら暗い部屋でも十分文字を視認できます。
基本的に明るい部屋で光っている文字が見えるほど明るくはないです。なので照明がある部屋ではオフにしておいても変わらないです。
バッテリーの持ち
バッテリーは公称1ヶ月持ちますが、バックライトを付けていると一週間程度、付けていないと2~4週間程度の持ちになります。
ThinkPadキーボードは数ヶ月持ちますのでそう考えると少し短いですが、実使用で困るほど短くはないです。
公称よりもだいぶバッテリーの持ちが少ないですが、公称はバックライト消灯、1日8時間使用、未使用時は電源オフが測定条件のようで、自分は特に未使用時に電源を切ったりしていないのでこの使用時間になったものと思われます。
電源オフ時でも電波スキャンなどで内部回路は動いているでしょうから、そう考えると十分合格点です。
打鍵感
キーは軽め、チャタリングも殆ど無く、ピッチも広いのでブラインドタッチでもタイプミスは非常に少ない。取りこぼしもBluetoothの電波が悪いとたまに起きるが、有線接続ではほぼ発生しない。
発生する場合はキーの端を押してしまって入力検知するまで押せなかったようなキーボードよりも打ち方の問題で発生する場合がある。
このブログ記事も現在5,000文字弱くらいこのキーボードで打ち込んでいますが、かなりスルスルと文字が入力できて疲れも少ないので良いです。
ThinkPadキーボードはもう少し固めだったのでしっかりとした感触がありましたが、今回のキーボードはキーが非常にソフトなので入力感があまりないですね。
この辺りは優劣というより味付けの違いといったところでしょう。個人的にはしっかりとした打鍵感のある方が好きですが、こちらのタイプもなかなか良いですね。
この辺に拘るならパンタグラフ式でも不十分で、それこそハードタッチであればメカニカル、ソフトタッチなら静電容量式を選ぶしかなくなりますね。
総合評価
打鍵感も非常に良く軽快な入力が可能で、バックライトも付いているので暗い場所でも使える。
キー配列も癖が殆ど無く標準的なキーに近いキーボードなので初心者にも安心です。これで学習してもよいかもしれないです。
色は赤にしてみましたが綺麗な赤色で良い感じです。
欠点としてはやはり高さ(角度)調整がないのと、バッテリーの持ちが少し短いところ、バックライトが少し暗めなところ、タッチパッドに不意に触れてしまいカーソルが飛ぶことがある事…これは設定でどうにかなるのでそこまで大きな欠点ではないです。
あとはThinkPadキーボードと比較すると値段が少し高いところが欠点といったところですね。(バックライト代と考えるとそこまで高くないですが)
それと、これが一番残念だったのですが、Android端末に対応していないところですね。実際にBluetoothで接続しても使えませんでした。
ただし有線接続であれば、通常のキーボードと同じ降るまいをするようで、キーボードだけでなくタッチパッドも使えます(全ての機能が使えることを確認したわけではないです)
キーボード単体として考えるとペアリングも早く、有線接続も可能なので非常に良いものだと思いますが、ThinkPadキーボードの二番煎じ感が拭えないのと、ThinkPadキーボードと比較するとメリットはバックライトくらいなので、そう考えるともう少し作り込んで欲しかったところがありますね。
それと、これは他のかななしキーボードにも言えることですが、個人的には中途半端にアルファベット化してかななしにするくらいなら、かなありの普通のJISキーボードとして作ってくれた方がいいかなと思いますね。
そもそも万人受けするようなタイプの製品では無いですが、出先でスマホやタブレットと連携させたり、自宅でも省スペースに使いたかったり、PCとキーボードが離れて使う事があるのであれば、選択肢としては十分上がってくるものでしょう。
終わりに
という事で数年ぶりにキーボードを買い換えました。前回購入したThinkPadキーボードは5年程度使っていたようで、流石にくたびれて来ていましたから新しいキーボードは快適でいいですね。
これを買った後にThinkPadキーボードが大変お買い得なセールをしていたのでしもうたと思ったこともありましたが私は元気です。
さて次回ですが、掃除機などを買い換えましたので9月~10月くらいにもう1記事書けたらなと思っています。
あ、そういえばヤリスにドラレコとホイール交換した話書いてなかったので年内に何処かで書こうと思います。
それでは。
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