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NEC 無線LANルーター Aterm WG1800HP2

この記事は8年ほど前に投稿されました。内容が古くなっている可能性がありますので更新日時にご注意ください。

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この前iPhoneを下取りにだしたポイントがあったので無線LANルーターを買い換えました。
購入したルーターはNECのWG1800HPです。

購入動機

上述のとおりポイントがあったのと、光回線の契約を変えて1Gbpsの契約にした際にとりあえず買い換えたルーターの無線が不安定で特に動画ストリーミングが使い物にならなかったので新しく購入しました。

いえ、通常の動画配信である数Mbpsの動画に関してはほとんど問題なかったのですが。
例えば自分で撮影した動画などの10Mbps以上の動画をストリーミングしているとチョイチョイ詰まって使い物にならず。母艦の大量のJPEGファイル閲覧もあまりレスポンスが良いとはいえませんでした。

というわけでいい機会ですからルーターを買い換えました。

商品選定

ずっとNEC製を使っているので今回もNECを選ぼうということになりました。

次に値段ですが、一応3万ポイントあるのですが、12000Pは電話代の充填にまわすことにし残り1万円で買えるものを探しました。

それ以外の選考ポイントとしては

  1. 当然ギガビット対応
  2. 11n規格対応は必須。できれば両周波数11n対応で
  3. 5GHz帯の規格に最低1つ対応したもの
  4. できれば11ac対応
  5. 一通りのセキュリティ機能は付いている

という所を重点にしました。

それで候補に上がったものが

  • 2600HP
  • 1800HP2

この2つ。各下位モデルは今回外しました。

そこで2600は少し予算オーバー。新製品なので少々情報が少ないので今回は旧モデルのWG1800HP2を選択しました。

本体写真

IMG_7713_20160609

内容物は本体、LANケーブル、説明書、スマホ設定用のQRコードとNFCタグ。それとACアダプタが入っています。

IMG_7714_20160609

本体は「 〔 」のような形をしています。

IMG_7715_20160609

NFCタグ。
NFC対応端末に専用アプリをインストールすればらくらく接続できるらしいですが。
分かる人は普通に設定して使ったほうが早い気がしますね。

速度

それで肝心の速度はどれくらい上がったのか、はたまた下がったのかというと。

有線LAN
wg300hp wg1800hp2
WG300HP WG1800HP2

有線LAN測定条件

名目 仕様
OS Windows 10 Pro
CPU Intel Core i7 2600
メモリ 16GB DDR3
セキュリティソフト カスペルスキーインターネットセキュリティ2016

測定サイトはスマホ(Wi-Fi)と同じものが利用できるようにOoklaというサービスを利用しました。

 

無線LAN
wifi-wg300hp wifi-wg1800hp2
WG300HP WG1800HP2

無線LANの測定に使用したのはAndroidスマートフォンのXperia Z5です。
こちらは条件を同じにするために双方2.4GHz帯で測定しました。
1800側は5GHzでも差異はなかったですので基本的にこのスマホのキャップのようですね。

ネットワーク速度としては概ね50Mbps前後は出るようになりました。

ちなみにWG300HPの方は測定しておりませんが。WG1800HP2にてLAN内のデータ転送速度を測ってみました。

無線LAN ローカルネットワーク転送速度

wg1800lan

有線LAN ローカルネットワーク転送速度

wg1800lan_y

測定環境

送信側はインターネットスピードテストの実施機種と同じ。
ディスクはSSDを使用。

受信側は以下のとおり。1~4GB程度の動画ファイルを複数回転送しました。

名目 仕様
OS Windows 10 Pro
CPU AMD A4-5000 APU
メモリ 8GB DDR3
セキュリティソフト ウイルスバスター クラウド Ver.10

受信側はThinkPad E145です。こちらのE145はCPUをハイスペックに、無線LANを2×2の11a対応モデルにBTOで変更したモデルです。

この条件で概ね有線が500Mbps後半。無線が200Mbps弱出ています。
両方共概ねメーカー公称の6割り程度という結果ですが。セキュリティソフトの有無などを考慮すると優秀な値だと思われます。

最後に

これで前機種で不安だった無線周りの不具合が全て解消されて大変良好な通信環境となりました。(たまに無線を見失う時がありますがそれは前モデルでもあったので)

ファイル共有の画像閲覧もスムーズに行えるようになり、ストリーミングも止まらなくなりました。
今度はタブレットの方が回線理由ではなく発熱でCPUクロックが下がり15分視聴したところでデコード処理が追いつかないという問題も出てきましたが。通信自体は良好です。

というわけで、無線LANの機械というのは基本的に基本的な互換性は保たれているものですので、一度買ってしまうと数年は使います。なので迷っている場合は出来る限りいいものを買っておくと良いと思います。

まぁ本当のところを言うとヤマハとかのルーター・無線APがほしいところですが。そんなお金はないですし、そこまでする程スループットも耐久性も必要ないので。

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