作成日時:2020年06月29日 13時07分55秒
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ちゃんとしたプロジェクターを購入して不要になったチャイナな格安プロジェクターを分解してみます。
左側のQCシールの他、ゴム足を剥がすと下部にネジがあります。左上に見えてる二つのネジは外さなくてもいいです。
分解したらこんな感じ。真ん中の青いのがメイン基板です。
素人が開けるな、高電圧注意!みたいなことが書いてあります。
メインプロセッサと思われるIC「TSUMV56RUET-W2」と書いているが、検索しても情報があまりなかったです。
液晶用のコントローラみたいですね。
オーディオ出力用のオペアンプと思われる部品。なんとJRCの4558Dが乗ってました。
なんか見た感じ本当にJRC製か?という感じですね。ノイズも多いし。逆に本物だった場合このIC使っててこのノイズ量ならそもそもの音源が死んでますね。
USBとSDカードのリーダーICのようでした。GL823K
メインチップ横のIC。頑張って画質調整しましたが刻印が読めませんでした。
他の写真から観察するとMS90C386Bと言うもののようで、LVDS信号を処理するICのようです。実質的にはこれで液晶を制御しているようですね。
メインICも液晶コントローラのようですが、液晶自体をコントロールする機能は無いか、別の部品が追加で必要なのかもしれません。
裏面はこんな感じ。真ん中の回路はパターンの出所的にビデオ入力用の回路でしょうか。詳しくは調べていません。
プロジェクションユニット部分を開いてみました。
液晶へのフレキにはRS_WF4301と書かれていますが、全く情報が無くよく分かりませんでした。
完全に取り外してみました。右から電源、反射用の鏡、その下にレンズ、台形補正用?のレンズと液晶、光源となっています。
液晶パネル。対角11cmなので4.3インチですね。ということはここを汎用的な4.3インチでより高画質な液晶に変えれば画質の向上が狙えるのでは?
光源LED、ミラーに反射しているXK-9かKX-6が型番かと思いきや検索しても見つからなかったです。
電源ユニット。コンデンサは謎なメーカー製。
と言うことで分解してみました。
安い割にはなかなかちゃんと作ってあるなぁと思いました。
次回ですが、今のところ未定です。近日中に返品した液晶の代金が戻ってくるので、それで新しく32インチの液晶を買おうと思いますので、多分それになるんじゃないかと。
それでは。