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スピーカー買いました。 DALI SPEKTOR1

今まで使っていたNS-10MMでは物足りなくなり、NS-BP200を買いまして、使っていたのですが。

デスクトップスピーカーとしては少し大きく、正直邪魔になっていましたので、新しいスピーカーを買いました。

日本ではあまり聞き慣れないメーカーですが、デンマークの企業のようで。『“ダリ”という名称の語源である「Danish Audiophile Loudspeaker Industries」(直訳するとデンマークのオーディオマニアのスピーカー工業)の通り、まさしくデンマークを代表するスピーカーブランドと言えるだろう。』ということがstereo soundのサイトに書いてありました。

なにやら高コストパフォーマンスが売りみたいですが。ピュアAU界ではない一般的なオーディオファンやそれ以下の存在としてはデンマークの企業というだけで「あら奥様。うちのスピーカーはデンマーク製ですのよ♪」と言ってオシャンティな雰囲気を醸し出せますね。

購入動機

まずは出だしで話したとおり、もう少し小型で高音質なスピーカーがほしかったので。

買いに行くときに考えた条件として

  1. 奥行き20cm、幅15cmくらいまで。高さはどうでも良い。
  2. ペアで3万円前後
  3. 適当なアンプで鳴らせる程度の能率があるもの
  4. サランネットの形状が変じゃない
    基本的にサランネットを付けて使うので。
  5. 妙にテカテカしてない
  6. 出来ればバナナプラグが使えること

という条件。あとは視聴をして気に入ったモノを買うことにしました。

そこで候補になったのが、本機、同郷の「ZENSOR1」と「ZENSOR PICO」それにヤマハのNS-BP330でして、330は少し大きかったことと、今まで2本ヤマハだったので今回は別企業のものを買おうと思い。ZENSORシリーズはちょっとテカっていたので。最終的に本機にしました。

といってもZENSOR PICOとは最後まで悩んで最終的に幅が1mm小さいこちらにしました。

写真レビュー

箱は本当にシンプル。

付属品は壁掛け金具、ゴム足、取説等と至ってシンプル。

まぁこいつを買う奴はみんななんか凄いの持ってるだろ。」と言うことでスピーカーケーブルなんてモノは付いていません

今回はイメージを変えてみようと木目調を選択しました。

木目にするならもう少し明るめが好みですが、この色も落ちついていて良いです。

裏面はバスレフポートとコネクタに名盤とシンプル。

 

コネクタはネジ式でバナナプラグにも対応。いつも使っているタイプと似ていますがちょっと凹凸がありますね。

ゴム足。付属品のショボいものですが、これだけでもあると無いとではかなり差があります。なんせ10円玉でもインシュレーターとして機能しますからね。

フロントはこんな感じ。ちょっとサランネットが薄めですかな。

メーカーロゴは落ち着いた感じ。個人的にはYAMAHA位の面積だと良かったのですが。

 

バナナプラグ装着時。ケーブルはBELDEN 8470、バナナプラグは共立エレショップで売っているHNG-2003

プラグは見た目で選びました。90年代のオーディオ機器みたいにDIGITALという刻印がオシャレなバナナプラグです。

仕様

  • 2Way構成
  • 周波数特性 59Hz~26kHz
  • クロスオーバー周波数 2.1kHz
  • 入力感度83dB
  • インピーダンス6Ω
  • 推奨アンプ出力40~100W

※その他はメーカーサイト参照。

流石アンプフレンドリーを謳うだけあって、どんなアンプでも鳴らせそうな仕様になっていますね。

視聴環境

音楽鑑賞

  1. 自作PC オンボード同軸
    環境はこちらを参照
  2. NFJ -FX-AUDIO- DAC-X6J
  3. 自作アンプ@TDA7396換装品
    LM1792→NJM2082DTDA7396
  4. 自作スピーカーケーブル(上記参照)
  5. 当機

映画鑑賞

再生機(1番)がPS3、音質設定は48kHz 24bit。それ以外は音楽鑑賞と同等

その他

PCの場合はWindows10 Pro マザーボード標準ドライバ Grooveミュージック というWindows10での標準的な環境。すべてのサウンド効果をオフにして24bit 192kHzの設定にしてあります。音源はCDをiTunesでリッピングしたApple LossLessファイル。

アンプが自作な以外は特に何もない一般的なものです。

スピーカーはモニタサイドに設置。モニタからは2cmほど離し、モニタの方が少し奥に設置されている感じ。壁からは3m以上。上述のとおりサランネットは取り付けている。

音質評価

デンマーク製ということで今まで聞いたことのない新しいジャンルであるからどんな音が鳴るのでしょうか。

音楽鑑賞編

主にアニソンがメイン、ちょっとの洋楽・J-POP。女性ボーカルがメイン。

音の広がりもよく、高音から低音までおかしな所はなくきれいに出ている。少し軽めな音質ではあるが、安っぽい音ではなく非常に聞きやすい。

伸ばす音はよく伸び、切れの良い音は切れが良く非常に素直である。低音も多すぎず少なすぎず。出るところは出ていて迫力はある。

全体的によく鳴っているがボーカルの方が前に出てきているような印象で、BGMがBGM然としている。

化物語10話のOPで千石撫子(花澤香菜)の「恋愛サーキュレーション」という曲のイントロの「せーの!」が気持ちよく聞けるか。というのをこのブログでは長らく音質指標の一つとして使っていますが。このスピーカーも「気持ちよく聞ける」スピーカーである事は間違いないです。といってもやっぱりここはヘッドフォンやイヤホンにはかないませんが。あくまで「デスクトップスピーカーとして」良いと言うことです。

アニソンという特性上、手持ちの多くは女声ですが。男声もほどよい感じで良いです。むしろ男声の方がこのスピーカーは合っている気もします。

オーケストラサウンド(↓の映画のサウンドトラック)のような情報量の多い音源もそれなりに聞けるし、ポップスやアニソンのような軽い音楽も満足のいく音でした。

映画鑑賞編

鑑賞した映画は「ガールズ&パンツァー 劇場版」ブルーレイソース。音設定はステレオ2CHの方を今回は利用。

音の分離が良いので臨場感もあり、前述のとおりボーカルがやや前に出ているので台詞も聞き取りやすく他のスピーカーではよく聞き取れなかった台詞もある程度聞き取りやすくなっています。

小さい割に低音が出てほしいときにはよく出ているので、爆発音などの迫力も十分。小規模サラウンドシステムのメイン・サテライトスピーカーや、中規模システムのサテライトスピーカーにも十分使える性能はあると思える。サラウンドで使う予定はないので、あくまで参考程度に。

例えば他のスピーカーでは、戦闘シーンの台詞などは聞き取りにくい場合があるが。このスピーカーは、戦闘シーンでも主役級の台詞は問題なく聞くことが出来る。頑張れば脇役の雑談も確認可能。ただしあくまで視聴した映画を見た上での感想である。

総合評価

2万円台後半~3万円というと、そこまで安いものではないが。オーディオ趣味の入門用としてはもちろん。普段使いのメインスピーカーとしては十分使用に耐えるスピーカであると思う。

実は特にアピールするポイントもない所謂「優等生」タイプのスピーカーであり、何か一つの音楽ジャンルをメインにしていたり、あるジャンルの映画がメインという人よりも。雑食性の人や、ラジオ・テレビのリスニング用スピーカーといった、オールジャンルがそれなりになってくれる方が良い用途の視聴に向いているといえる。

それこそ、洋楽からJ-POP、クラシックからロック、演歌まである「アニメソング」を聴くためのスピーカーとしては、本来のアニメ視聴も踏まえて最適とまでは言わないが、選択肢の一つとしてリストに入れるには十分な一品。ただし、「優等生型」であるためドンシャリが好きだったり、ある特定の音色を好む人には少し物足りない。どちらかと言えばモニタスピーカーに近い味付けであるので購入をする際はまず試聴をしてみることをおすすめする。

ちなみに聴き疲れの少ない、ほとんど無いようなスピーカーなので大音量で迫力を出して聴くよりは、普段より少し低め。小音量で落ち着いて聴くようなリスニングスタイルに適している。

結局の所スピーカーとしてはレーダーチャートを作るときれいな正角形が出来るようなスピーカーなので、「買い」というほどお薦めできるかと言えば手放しで万人にお薦めできるような製品ではない。とはいえ買わない方が良い、お薦めできないというわけではなく。車ならカローラやクラウンといったように、万人にお薦めは出来ないが選択肢としては万人に対して挙げられるものというものはたくさんあるので。そう言うものだと思ってくれたら良い。

ここまで割と褒めてきたが、一つ残念な所を挙げるとするなら、音がよく聞き取りやすいので。そもそもの音源のアラや音質の差が意外と分かってしまうというところ。これはオーディオマニアにとっては長所でも、リスニングにとっては短所となってしまう事もある。とはいえ圧縮レベルで言って地デジ以上の音質であれば気にならない程度なので。MP3 128kbpsのような音源で聴いていない限りは問題なさそう。そういう人はこれを機にCDのリッピングし直しや配信曲の買い直し、ハイレゾの追加といったことをやってみると良いかもしれない。

じゃあどういう人にお薦めなのか

  • とりあえずコンポの付属スピーカーから卒業したい人
    ただしコンポによってはそれなりのスピーカーを使っているので。システム総額(CD・ラジオ・アンプ・スピーカー)で10万円以下のシステムを使っている人。
  • 音楽ジャンルが雑食性の人
  • 味付けのある音よりも、より原音に忠実な音を好む人
  • ラジオやテレビメインの人
  • コストパフォーマンス重視の人
  • なんかオシャンティなメーカーや国が作った製品を使いたい人
  • アンプやDACといった上流を変えるのが趣味な人
  • アニメソングやゲームソングをよく聴く人
  • 映画鑑賞がメインの人

逆におすすめできない人はどういう人か

  • 総額10万円以上のコンポーネントシステムからの買い換え
    ただし好みの問題もあるので、絶対にお薦めしないかと言えばそんなわけではない。
  • ある特定の音楽ジャンルをこよなく愛する人
  • ドンシャリ好きの人
  • ハイレゾ収集家やSACD、レコードを吟味するのが趣味の人
  • 価格の桁数が多いほど高揚感が得られる人
  • コンデンサボックスやマイ電柱・マイ発電所を作っちゃう人
  • スピーカーで地面や壁が揺れないと死んでしまう人
  • なんかタイルとか石とか木にこだわる人

総締め

結局スピーカーとして十分な性能はあり、どこかのジャンルに強いわけでも無い。聴き疲れもせず。何度か言っているけど車で言うとカローラなスピーカーですね。

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